「ストップウオッチ」の版間の差分

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==解説==
ストップウォッチの原型は、[[1776年]]に[[スイス]]で作られた<ref>{{Cite web |date= |url=https://www.jcwa.or.jp/etc/history.html |title=時計の歴史 |publisher=日本時計協会 |accessdate=2019-12-10}}</ref>。
 
古典的なものは一般的な時計と同様に文字盤と針を備え、懐中時計と同じような形状をもつ。針は長針が秒針、短針が分針で文字盤には時刻でなく経過時間が表示されている。計測単位には1/5秒と1/10秒のタイプがあり、1/10秒のタイプは長針が30秒で一周する。竜頭を押すことにより時計の針をスタート、ストップさせることで経過時間を記録し、押すごとにスタート、ストップ、リセットとなる。積算式のものはリセットボタンが独立しており、一時停止の状態から再度計測を続けることができる。長針を2つもち、ラップタイムを計測できるものも存在する。
 
電子技術の進歩により、[[デジタル時計]]の出現後は、文字盤も数字表示が使われる例が多い。また、機能的にも多彩化し、ラップタイムの測定機能を備えることが普通のこととなり、複数の記録を同時に計測できるものもある。機械式時計では高級な付加機能であったが、電子式の[[腕時計]]などでは内部のプログラム修正だけで追加できるため安価になり、付加機能として備えられていることが多い。
 
==スポーツ競技の計測==
現代スポーツの競技大会などでは、人間の目視による状況把握による操作では誤差が生じる問題から、電気計時(人の手を介さない方法)が採用されている。例えば、
*計測対象(競技者、乗り物)に発信器(チップ)を埋め込み、ゲートを通過した時刻、経過時間を記録する。
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*競技者がゴールした事を光学的、物理的に感知し時間を記録する。
などの方法を採用している。
 
==脚注==
{{Reflist}}
 
{{Commonscat|Stopwatches|ストップウオッチ}}