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'''松平 千秋'''(まつだいら ちあき、男性、[[1915年]][[9月13日]] - [[2006年]][[6月21日]])は、[[古代ギリシア]]文学者([[西洋古典学
== 来歴・人物 ==
[[岐阜県]]出身。[[静岡高等学校 (旧制)|旧制静岡高等学校]]を経て、1938年[[京都大学|京都帝国大学]]
[[ギリシア悲劇]]では主に[[エウリピデス]]作品を訳し、また[[ヘロドトス]]『[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]』は多数重版された。[[クセノポン]]『[[アナバシス]]』の翻訳で、[[1986年]]に[[読売文学賞]]を受賞。
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== 著書 ==
*『ホメロスとヘロドトス-ギリシア文学論考』([[筑摩書房]]
=== 共著 ===
*『ギリシア語文法』[[田中美知太郎]](創元社 1950年、岩波書店(改訂版
*『ギリシア語入門』田中美知太郎(岩波書店〈[[岩波全書]]〉
*『ラテン語読本』[[国原吉之助]](南江堂 1972年)
**『新ラテン文法』(東洋出版(改訂版
=== 翻訳 ===
* 「エペソス物語」「ハプロコメースとアンテイアの恋」クセノポン (大翠書院 1948年)<br /> (世界文学全集16巻 河出書房
* 「[[ヒッポリュトス (エウリピデス)|ヒッポリュトス]]」エウリーピデース (世界文学全集1巻 河出書房 1952年)<br /> (岩波文庫
* 「[[トロイアの女]]」「[[バッコスの信女]]」 [[エウリピデス]] (世界文学大系2:筑摩書房
* 「[[騎士 (アリストパネス)|騎士]]」[[アリストパネス]] (ギリシア喜劇全集1:人文書院 1961年)<br /> (世界古典文学全集12:筑摩書房
* 「[[エレクトラ (ソポクレス)|エレクトラ]]」[[ソポクレス]]([[田中美知太郎]]編「ギリシア劇集」 新潮社 1963年)<br /> (世界古典文学全集8:筑摩書房、1964年/[[ちくま文庫]]版『ギリシア悲劇』)ほか
* 「[[アンドロマケ (エウリピデス)|アンドロマケ]]」エウリピデス
* 『歴史』[[ヘロドトス]] (世界古典文学全集10:筑摩書房 1967年/岩波文庫 全3巻
* 「[[アンティゴネ (ソポクレス)|アンティゴネ]]」ソポクレス/「綱曳き」[[プラウトゥス]] (<世界文学全集2> 講談社 1978年)
* ホメロス『オデュッセイア』(<世界文学全集1> 講談社 1982年/岩波文庫 全2巻
* [[クセノポン]]『[[アナバシス]]』(筑摩書房
* [[ヘシオドス]]『[[仕事と日]]』(岩波文庫 1986年)
* [[ロンゴス]]『[[ダフニスとクロエ (ロンゴス)|ダフニスとクロエ]]』(岩波文庫 1987年)
** 単行版(岩波書店
* 『ギリシア奇談集』[[アイリアノス]]([[中務哲郎]]共訳、岩波文庫 1989年)
* 「[[アルケスティス (ギリシア悲劇)|アルケースティス]]」[[エウリーピデース]] <ギリシア悲劇全集5>(岩波書店
* 「[[イオン (エウリピデス)|イオーン]]」エウリーピデース <ギリシア悲劇全集7>(岩波書店
* ホメロス『イリアス』([[岩波文庫]] 全2巻
== 論文 ==
* [
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:まつたいら
[[Category:日本の文学研究者]]
[[Category:西洋古典学者]]
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