「アメリカ合衆国における携帯電話」の版間の差分

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1993年には、FCCは、セルラーバンドだけでは需要を賄えないと判断し、1900MHz帯に6事業者枠で帯域を設定した。このバンドは、PCSバンドと呼ばれる。1994年より、これらの周波数は、オークション方式で、事業者に順次、落札された。当時、携帯電話技術は、アナログからデジタルに進展しており、PCSバンドで携帯電話に参入した事業者のほとんどすべてが、アナログ携帯電話技術を選ばず、デジタル携帯電話(第二世代携帯電話)でサービスを始めた。
 
1999年以前は、全米を一社でカバーできる事業者は、AT&Tワイヤレス<ref>1994年に、AT&Tが、マッコーセルラーを買収して設立。</ref>とスプリントPCSだけであったが、1999年以降は、携帯電話事業者同士による巨大[[合併 (企業)|合併]]が相次ぎ、現在の四大事業者、[[ベライゾン・ワイヤレス]]、[[AT&Tモビリティ]]、[[T-Mobile US]]、[[スプリント (企業)|スプリント]]による業界構造に収していった。
 
アメリカでは携帯電話のことセルフォン(cell phone)という<ref>[[英国英語]]ではmobile phone(モゥビル・フォゥン=移動電話)であるが、[[米国英語]]では現在の形の携帯電話がセル(cell)間で次々に移動できるために、通常cellular phone(セリュラー・フォゥン=セル形式の電話)と呼ばれ、現在は略してcell phone(セル・フォゥン)phoneという場合が多い。米国英語でmobile phoneも使われることもあるが、この発音はモーバイル・フォゥンである。</ref>
 
== 周波数とそのライセンス ==