「磁気バブル」の版間の差分

'''磁気バブルメモリ'''（じきバブルメモリ）は、上記の現象を応用した[[記憶装置]]である。読み書きが可能な不揮発性の[[補助記憶装置]]として使われる。可動部分がなく、[[振動]]や塵埃などの影響を受けないのが利点である。[[ロムカセット]]状の[[リムーバブルメディア]]として使われる事が多かった。たとえば、1981年にシステムズフォーミュレートが発売した[[FM-8#BUBCOM80|BUBCOM80]]に、補助記憶装置として使われていた。

また、[[アーケードゲーム|業務用ゲーム機]]などにおいて[[基板]]上に直接実装される応用もあった。登場当時は[[半導体メモリ]]より大容量であり、一定の需要があったが、[[EPROM]]や[[フラッシュメモリ]]、[[ハードディスクドライブ|ハードディスク]]の大容量化に伴い、需要は終息する。