「ロッド・エヴァンス」の版間の差分

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[[1980年]]、エヴァンスはロック史に残る事件を起してしまう。いわゆる「偽ディープ・パープル事件」である。エヴァンスはこの当時解散状態にあったディープ・パープルの名前を使用し、無断で活動を行ったのである。
 
エヴァンスはメンバーによく似た見た目のマイナーミュージシャンを集め、[[新聞]]に広告を載せ、アメリカで[[コンサート]]を開いた。コンサートでは自身が在籍した時期のものでない人気曲(『スモーク・オン・ザ・ウォーター』『ハイウェイ・スター』)などを数多く採り上げたこともあり、実体としては単なる偽者に過ぎなかった。公演中にそう気付いた観客は激怒し、ビンをステージに投げつけるなどをしたという<ref name="autogenerated1">{{cite web |url=http://tinpan.fortunecity.com/aprilskies/65/dp1980.html |title=Captain Beyond: Band Member Info on ROD EVANS |publisher=Web.archive.org |date= |accessdate=2014-07-17 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120313204251/http://tinpan.fortunecity.com/aprilskies/65/dp1980.html |archivedate=2012年3月-03-13|deadlinkdate=2017年9月 -09|language=en}}</ref>。こうしたコンサートは数回行われたが、ディープ・パープル側のスタッフが広告などで虚偽を知らせる表明をした結果、騒動は終局した。
 
エヴァンスはディープ・パープルのマネジメント会社に訴えられ、672,000ドルの損害賠償を命じられたうえ、自身が関わったディープ・パープル時代のアルバムの[[印税]]所得権利を放棄させられた<ref name="autogenerated1>{{cite web |url=http:"//tinpan.fortunecity.com/aprilskies/65/dp1980.html |title=Captain Beyond: Band Member Info on ROD EVANS |publisher=Web.archive.org |date= |accessdate=2014-07-17 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120313204251/http://tinpan.fortunecity.com/aprilskies/65/dp1980.html |archivedate=2012年3月13日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref>。
 
この一件の後、エヴァンスは表舞台に姿を表しておらず、ディープ・パープルのメンバーとは2017年現在も絶縁状態にある<ref>[{{Cite news|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000122505 |title=ディープ・パープル、殿堂入りするメンバー Deep Purple |publisher=BARKS音楽ニュース]|date=2015-12-18}}</ref>。また、2016年にエヴァンスを含めた元メンバーを含めて、ディープ・パープルが[[ロックの殿堂]]入りを果たした<ref>[{{Cite news|url=http://nme-jp.com/news/10917/ |title=ディープ・パープル、ロックの殿堂で過去メンバーが集まったら無視し合うことになると語る |publisher=NME Japan]|date=2015-12-18}}</ref>際にも、授賞式には顔を出さず、バンドの現メンバーによるスピーチでもエヴァンスの名前が挙がることはなかった<ref>[{{Cite news|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000126057 |title=D.カヴァデールとG.ヒューズ、殿堂入りセレモニーに出席 Deep Purple |publisher=BARKS音楽ニュース]|date=2016-04-09}}</ref>。
 
==脚注==