「ビジネスモデル」の版間の差分

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第二に、サブモデルの研究深化と多彩な事例からの上昇(抽象化)である。今日において、ビジネスモデルをめぐる論議はさまざまな領域で多彩に展開されてはいるが、そのサブレベルのモデルについての深掘りに関する理論的検討は非常に数少ない。この典型的な例の一つはいわゆる「収益モデル」自体についての研究である。「ビジネスモデルは儲かる仕組み」や「ビジネスモデルとは顧客の満足を利益に変換する仕組み」など、さまざまな考え方に共通する認識の一つだとしばしば呼ばれているが、その深掘り研究がほとんど見られない。
 
第三に、先端的技術の実用化による影響を踏まえた研究である。動学的ビジネスモデル論が求められる理由は、一定の時間軸で見たビジネス自体が動いているからというだけではなく、ビジネスモデルの置かれているビジネス環境(事業からみた場合は外部要因の一つというもの)が激変しているから、というのも一つである。いまでいう大きく変わりはじめ、しかも今後も変わり続けるだろうという外部要因の一つは、やはり経営に「創造」と 「破壊」をもたらし、AIの急速な実用化、ひいては、ビッグデータ、IoTやロボットなども含む先端技術の活用による影響であると言えよう。実用化に急進するAI などはビジネスに、ビジネスモデルの構築にはどのような 影響をもたらすのか。
 
== 普及 ==