「半導体素子」の版間の差分

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'''半導体素子'''(はんどうたいそし、英:semiconductor device)とは、[[半導体]]の電気的特性を利用して作られる[[電、素部品]]と呼ばれる電気回路の構成要素である。
 
[[整流]]機能を有する[[ダイオード]]、[[増幅]]機能を有する[[トランジスタ]]、スイッチング機能を有する[[サイリスタ]]が基本的な種類である。
[[携帯電話]]、[[コンピュータ]]といった電気製品([[電子機器]])のほぼ全てに内蔵されており、その中心的機能を担っている。さらに[[自動車]]や各種産業機器などにも組込まれている。半導体素子には[[トランジスタ]]や[[集積回路]](IC・LSI)、[[固体撮像素子]]、[[抵抗]]、[[コンデンサ]]などの種類がある<ref>菊池正典著、『やさしくわかる半導体』、日本実業出版社、2000年6月30日初版発行、ISBN 4534030975</ref><ref>西久保靖彦著、『半導体の基本と仕組み』、秀和システム、2003年3月6日第1版第1刷発行、ISBN 4798004928</ref>。世界の電子機器メーカーの半導体需要は2018年において4,766億ドルであった<ref>{{Cite web|title=ガートナー速報 - 2018年、世界の半導体消費を牽引する上位10社に中国の電子機器メーカー4社がランクイン|url=https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20190205|website=Gartner|accessdate=2019-05-06|language=ja}}</ref>。
 
またトランジスタの論理回路を集積させて高度な演算機能を実現する[[集積回路]](IC・LSI)、CCD・CMOSを利用した光電変換機能を集積した[[固体撮像素子]]などの応用例がある。
 
[[コンピュータ]]、[[携帯電話]]等の[[電子機器]]でその中心的機能を担っている。さらに機械分野でも制御機能の高度化に伴い[[自動車]]や各種産業機器にも組込まれている。
 
世界の電子機器メーカーの半導体需要は2018年において4,766億ドルであった<ref>{{Cite web|title=ガートナー速報 - 2018年、世界の半導体消費を牽引する上位10社に中国の電子機器メーカー4社がランクイン|url=https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20190205|website=Gartner|accessdate=2019-05-06|language=ja}}</ref>。
 
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