「知覧特攻平和会館」の版間の差分

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1985年になって「知覧特攻遺品館」が手狭となったため、知覧町が5億円の予算を投じて「知覧特攻平和会館」を建設、「知覧特攻遺品館」の事務局長であった板津が初代館長に就任した<ref>産経新聞社 2015年8月1日付記事『【特攻 戦後70年】第2部「戦友の思い伝えよう」 90歳まで生き抜いた知覧の“顔”』</ref>。老朽化した「特攻平和観音堂」も2004年に改築され、隣接する運動公園を含めて「知覧平和公園」として整備されて、南九州市有数の観光スポットとなり、公園内の[[球場]]や[[陸上競技場]]などの施設は様々なスポーツ大会で利用されている。また、公園内には600本の[[桜]]が植樹され、満開の時期は夜間に[[ライトアップ]]されるなど、絶好の[[花見]]スポットとなっており、映画『[[俺は、君のためにこそ死ににいく]]』のワンシーンにも使用されている<ref>[http://kic-update.com/whatup/%E3%81%8A%E8%8A%B1%E8%A6%8B%E6%83%85%E5%A0%B1-%E7%9F%A5%E8%A6%A7%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%85%AC%E5%9C%92/ [お花見情報] 知覧平和公園] - 鹿児島ビジターズガイド 2020年1月1日閲覧。</ref>。
 
来館者数は「知覧特攻平和会館」にリニューアル後は増加の一途をたどり、平和学習として全国から多数の[[修学旅行]]生も訪れた。来館者数はピークの2002年に73万人にまで達し、その波及効果で南九州市への観光客数を122万人にまで押し上げたが、その後は、全国各地に戦史をテーマとして、最新の展示技術を活用した競合する平和学習に対応する施設が数多く開館して競争が激化し、来館者数は減少に転じて2016年には35万人にまで減少、その影響で南九州市への観光客数も52万人にまで減少している<ref>{{Cite journal|和書|author=南九州市 |title=地域再生計画 1 地域再生計画の名称知覧特攻平和会館展示充実事業 |url=https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/tiikisaisei/dai47nintei_furusato/plan/a085.pdf |formt=PDF |page=1 |publisher=南九州市|date=2017年4月}}</ref>。そのため、来館者数を増やすための、「知覧特攻平和会館展示充実事業」が策定され、南九州市への[[ふるさと納税]]による資金などで順次設備のリニューアルが進んでいる<ref>[https://www.city.minamikyushu.lg.jp/furusato/kifu/tukaimiti/h30_tukaimiti.html 平成30年度 南九州市ふるさと納税の使い道 1.平和に関する事業]南九州市ホームページ 2020年1月3日閲覧</ref>。
 
== 展示内容 ==