削除された内容 追加された内容
117行目:
 
==== 引退届 ====
選手自らの意思で引退する場合に適用。大半のボクサーはこれに該当する。所属ジムに引退の意思を告げた後に、JBCが定める「引退届」をジム経由でJBC事務局に提出し、それが受理されてライセンス失効となる。選手自らの意思で引退する場合にこれが適用され、大半のボクサーはこれに該当する。一方で成績不振や傷病などを理由にクラブオーナーあるいは[[マネージャー]]から引退を勧告されることもあるが、この場合も引退届提出が原則となる。ただし、ほんの一部ではあるが、引退届を提出せず期限を待って自動的に失効となった選手も存在する。また、このルールで一度ライセンス失効になった場合でも、JBCがライセンス再付与を認めれば現役復帰が可能となり、再度プロテストで合格して現役復帰した選手も存在する。
 
==== 37歳定年制 ====
125行目:
* 2003年のルール一部改正により、[[世界ボクシング協会|WBA]]、[[世界ボクシング評議会|WBC]](2013年からは[[国際ボクシング連盟|IBF]]、[[世界ボクシング機構|WBO]]も加わる。以下主要団体)認定の世界王者、[[東洋太平洋ボクシング連盟|OPBF]]認定の東洋太平洋王者、WBO認定のアジア太平洋(WBO-AP)王者(2017年より)、あるいは日本王者となった[[経歴|キャリア]]を持つ者、主要団体認定の世界[[タイトル]]挑戦経験者、そして現役の世界ランカー(主要団体の15位以内)に限り、37歳を過ぎても試合に出場することができる。JBC非公認王座(マイナー団体の世界王座、OPBF・WBO-AP以外の地域王座など)は適用外(JBC公認[[ユース王座|ユース世界王座]]は不明)。ただし、この特例の申請はその選手の最終試合から3年以内とし、[[医師|コミッションドクター]]による特別診断をパスすることが条件となる(特例を適用された選手には[[西澤ヨシノリ]]、[[リック吉村]]、[[嶋田雄大]]、[[湯場忠志]]、[[石田順裕]]、[[内山高志]]らがいる)。
* 2016年には定年の近い日本ランカーが多い現状を考慮し、経過措置として日本ランカーにも特例を適用することを決めた<ref>{{Cite news |title=37歳以上でもライセンス再交付、日本ランカーも対象に |url=http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2015/12/22/kiji/K20151222011731300.html |newspaper=スポーツニッポン |date=2015-12-22 }}</ref>。
* 2008年に女子の公認を始めた際に同年に限りプロテスト受験資格年齢を条件付で撤廃したため、[[猪崎かずみ]]、[[池山直]]ら37歳を超えてデビューした選手も存在する。また、2011年からは年齢不問でボクサーライセンス取得の権利が得られる「[[プロトライアルマッチ]]」が開始されており、[[角田紀子|つのだのりこ]]らが37歳を超えてデビューしている。公認から10年が経過した2018年からは、それまで重大事故が発生していないこと等を考慮し、上記の経過措置とは別に日本女子ランカーにも特例が適用されることになった<ref>{{Cite news |title=<nowiki>[女子委員会]</nowiki>2018.1.15 高野人母美の引退問題について |url=https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=20659&n=1 |newspaper=ボクモバニュース |date=2018-01-15 }}</ref>。
* この年齢規定は日本国内の選手のみならず、海外から試合のため来日する選手にも同様に適用される。2018年に[[亀田興毅]]と対戦のため来日した[[ポンサクレック・ウォンジョンカム]](当時40歳)がJBCの年齢規定に抵触したため、公式戦としては行えずエキシビション扱いになった<ref>{{Cite news |title=【ボクシング】亀田興毅vsポンサクレック、ライセンス無しでも決行へ |url=https://efight.jp/news-20180405_283096 |newspaper=イーファイト |date=2018-04-05 |accessdate=2018-09-09 }}</ref>。