「カーン・インゴールド・プレローグ順位則」の版間の差分
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'''カーン・インゴルド・プレローグ順位則'''(カーン・インゴルド・プレローグじゅんいそく、{{lang-en-short|
1951年に[[ロバート・シドニー・カーン]]、[[クリストファー・ケルク・インゴルド]]が提案したR/S表示法の置換基の順位付けをする方法を、[[ウラジミール・プレローグ]]が彼らとともに改良した方法である。1958年に[[フリードリヒ・バイルシュタイン|バイルシュタイン]]の命名法に取り入れられ、さらにIUPAC命名法の1979年勧告に立体配置の命名法として取り入れられた。提案者3名の頭文字をとって'''CIP順位則'''ともいう。また単に'''順位則'''といった場合、CIP順位則を指すのが普通である。
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==RS表記法==
[[不斉中心|立体中心]]に対して異なる4つの置換基を持つ場合、対掌性の異性体が存在するが、上記順位に従い、最も低い置換基を奥に向け、残りの置換基を順位の高いものから辿ったとき、右回りになるものを''R''体 ({{lang-la|''rectus''}})、左回りになるものを''S''体 ({{lang-la|''sinister''}})という。立体異性体を区別するために主に用いられる。
== 関連項目 ==
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