「関係の正規化」の版間の差分

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第1正規形の定義が意味することは、リレーショナル演算は単一の値として定義された以上に分割してデータを取り扱うことができないから、その必要があるデータは初めから単一の値に分解した形で関係に格納できるように設計すべきだということである。つまり、ある値がスカラ値であるかどうかは、その値をそれ以上分解して操作する必要があるかどうかによって初めて定まる。
 
同一定義域に属するスカラ値を複数組み合わせたもの(これはスカラ値でない)を1つのデータとして関係に格納しようとするとき、そのデータを'''繰り返しグループ'''とか'''反復群'''などという。データベース設計を行う際、スカラ値でないものを導入する必要に迫られる場合には、このような形になっていることが多い。繰り返しグループを排除して第1正規形にするには、関係内の反復する内容をそうでないものと別々の関係に分割し、それらの関係を[[主キー]]と[[外部キー]]の関連で結びつければよい。
 
=== 第2正規形 ===