「大和物語」の版間の差分

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以下は[[尾形月耕]]による『大和物語』の[[木版画]]である。同じ歌物語の『伊勢物語』の絵画化は古くからあるが、『大和物語』については絵画化の例はほぼ皆無であり、月耕の作は珍しい例といえる。内容と章段番号は『[[日本古典文学大系]]』9に拠った。
 
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ファイル:Yamato monogatari - Ogata Gekko serie 2.jpg|[[藤原忠文]]の息子藤原滋望が父とともに東国へ下ることになったとき、滋望と交際していた監の命婦が[[ヤマモモ|やまもも]]を贈ると、滋望は命婦に「みちのくの あだちのやまも もろともに こえばわかれの かなしからじを」と詠んだ('''70段''')。
ファイル:Yamato monogatari - Ogata Gekko serie 6.jpg|藤原庶正(藤原兼輔の子)が[[賀茂神社]]の[[臨時祭]]の舞人に選ばれて勤めた。このとき或る女から「むかしきて なれしをすれる ころもでを あなめづらしと よそにみるかな」と詠みかけられる('''113段''')。