「四海竜王」の版間の差分

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Winter338 (会話 | 投稿記録)
四海竜王の仕事、名前について、さらに、出典を追加しました
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『[[封神演義]]』では、四海竜王の名は東海が敖光、西海は敖順、南海は敖明、北海は敖吉と記されている
 
四海竜王は、雨を降らせたり、海を管理したり、世の中の水に関係するものを引き受けている。川や湖などにも存在している。それらの元となっているのは、四つの海を支配している竜王、「東海竜王」「南海竜王」「西海竜王」「北海竜王」である。中国の昔の人々は、大陸を四つの海が囲んでいると考えていた。また、四海竜王は玉帝の臣下として重要な存在でもある。そして、多くの魚介類を支配するという役割もあった。また、四海竜王はそれぞれ宮殿を持っている。
四海竜王は、『封神演義』『西遊記』などいくつかの作品に登場する。『封神演義』では、哪吒(なた)と争ったり、『西遊記』では、[[孫悟空]]に金箍棒(きんこぼう)を持って行かれたりする。<ref name=":0" >{{Cite book|author=二階堂善弘|title=中国の神さま—神仙人気者列伝|year=2002|publisher=平凡社|isbn=9784582851304}}</ref>
 
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| 北海 || 広沢王 || 敖順 || 敖吉
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また、四海竜王は、呼ばれ方や名乗り方に、登場する作品によって変わることがある。華光神が主人公となる『南遊記』では、「東海鉄跡竜王」(とうかいてつせきりゅうおう)と呼ばれ、『賀万寿五龍朝聖』(がばんじゅごりゅうちょうせい)という劇では、「東海銀勝(ぎんしょう)竜王」「南海赤鬚(せきしゅ)竜王」「西海銀脊(ぎんせき)竜王」「北海顕勝(けんしょう)竜王」と名乗る。<ref name=":0" />
 
==西遊記における四海竜王==