「ヴァイオリン協奏曲 (エルガー)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
11行目:
通例どおりに以下の3楽章からなる。
 
#アレグロ([[ロ短調]])
#アンダンテ
#アレグロ・モルト(ロ短調~[[ロ長調]])
 
非常に厳粛でロマンティックな作品であり、とりわけ第2楽章がそのような性質を持つ。第1楽章は古典的な協奏的[[ソナタ形式]]を踏まえて、[[オーケストラ]]のみによる主題呈示部がもうけられ、ヴァイオリン独奏による主題の確保が後に続く。第3楽章はとりわけ[[ヴァイオリン]]の超絶技巧が要求され、[[ダブル・ストップ]]や急速な[[アルペッジョ]]、さらに作曲者が考案した"[[ピツィカート]]・[[トレモロ]]"が目立っている。所要時間は最低45分を要しており、おそらく[[ヴァイオリン協奏曲]]の歴史の中で最長の作品の一つである(他には50分に及ぶ[[アラン・ペッタション]]の「ヴァイオリン協奏曲2番」や、ノーカット版では60分弱におよぶ[[マックス・レーガー|レーガー]]のヴァイオリン協奏曲などがある)。