「High Definition Audio」の版間の差分

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1996年に制定されたAC'97は短期間で広く普及しPCサウンド機能の主流となっていた。しかしAC'97規格上では高ビットレートコンテンツへの対応などに限界があり、拡大するPCのマルチメディア用途に対応する為の後継規格としてHigh Definition Audioがインテルにより制定された。従来のAC'97と同様に論理コントローラとアナログコーデックを分離する構造を採っている。アナログコーデックチップはAC'97と外見的に酷似しているが電気的な互換性は無い。また、システム基板上に実装されるフロントオーディオジャック用ピンヘッダの配列もAC'97とは互換性が無い。
 
規格上ではAC'97を圧倒し本格オーディオ機器にも匹敵する高音質データを扱えるスペックであるが、実際の音質にはハードウェアの実装が大きく影響する。また、HD Audioは規格上の上限値としてステレオ[[サンプリング周波数|192KHz192kHz]]/[[量子化ビット数|32bit]]のデータストリームまで対応しているが、全てのHD Audio対応機器がこのようなストリームを扱えることを意味するものではない点に注意が必要である。
 
=== HD Audio規格の特徴 ===
* 192KHz192kHz/32bitまでのデータストリームに対応
* 96KHz96kHz/32bitでの8チャンネルサラウンドに対応
* 15ストリームまでの並行処理に対応
* アレイマイクによる複数チャンネルでの同時入力に対応