「モータリゼーション」の版間の差分

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テレビ・全国紙などの大手メディアは自動車メーカーなどの自動車関連企業から巨額の広告費を貰っているため、モータリゼーションを肯定する報道になりがちである。2009年3月から2011年6月までETC搭載車に限った大幅な料金割引、いわゆる「[[千円高速]]」が実施され、更に[[社会実験]]として2010年6月~2011年6月まで[[高速道路無料化]]が一部路線で実施されたが、その時の特にテレビ報道はこの施策を肯定する報道一色で、渋滞多発や公共交通機関への影響を報じる事は殆どなかった<ref group="注釈">これは広告の影響を受けないNHKも同様で、例えば2011年2月18日放送分の「[[あさイチ]]」での高速道路利用者へのインタビューでは、ほとんどが「実施が継続されて嬉しいです」「渋滞は仕方がない」といった主に肯定的な回答を取り上げていた</ref><ref group="注釈">大手マスコミでは2011年3月4日放送の[[テレビ朝日]]「[[報道ステーション]]」が、千円高速の影響で減収となった[[西鉄バス]]が大幅な路線廃止に踏み切り、交通弱者の足が奪われた事を報じたのが数少ない事例だが、その時の番組のコメンテーターは「この様な影響がある事は初めて知った」とコメントしていた。スポンサーの影響を受けやすい民放局では異例の報道と云える</ref>。また、[[徳島新聞]]は社説で「[[整備新幹線]]の建設は見合わせてはどうか」(2013年12月25日付)と主張する一方で、「新たに税金を注入しても千円高速を存続すべきだ。」(2011年6月15日付)、「更なる高速道路建設を望みたい」(2015年3月14日付)などと道路中心主義の傾向が見られた。
 
また、[[中日新聞]]の地盤である[[東海三県]]にはトヨタ自動車が存在する為、上記のモータリゼーションの影響に対する解決策として[[低公害車|エコカー]]や[[自動運転車]]の普及等の結局はモータリゼーションを推進する報道は頻繁になされる傾向あり<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020010402000067.html トヨタ一方自動運転「レクサス」今秋発売 高速道路合流公共交通機関の充実などモー追い越し] – 中日新聞2020年1月4日付記事 2020年1月12日閲覧-中日新聞はトヨリゼーション見直話題をばしば1面関す掲載してい報道はすくない</ref>
、バス運転士不足など公共交通機関が抱えている問題についても報道は極めて少ない<ref>[https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020011190080356.html 寝過ごした児童、別の停留所で降ろす 岐阜バス「反省」] – 中日新聞2020年1月11日付記事 2020年1月12日閲覧-中日新聞はバス運転士の不祥事は度々載せるものの、その病巣ともなっているバス運転士の不足または公共交通機関の問題は取り上げる事はない。</ref>
 
== 脚注 ==