「現在の君主の一覧」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
287行目:
|-
|[[File:
|{{OMN}}
|国王（スルターン）
|
|[[2020年]][[1月
|[[絶対君主制|絶対]]
|アジア
434行目:
| [[画像:Flag_of_Yogyakarta.svg|border|25px]] [[ジョグジャカルタ特別州]]
|[[File:Sultan Hamengkubuwana X Official.jpg|80px]]<br />[[ハメンクブウォノ10世]]
|[[知事]]<ref group="注釈">{{仮リンク|ジョグジャカルタ・スルターン国|en|Yogyakarta Sultanate|label=ジョグジャカルタのスルターン}}が世襲することが定められている。</ref>
|}
446行目:
=== 国家内の集団の君主 ===
[[File:Image of Emir Muhammad Sanusi II of Kano.jpg|thumb|left|150px|カノ首長（[[アミール|Emir]] of Kano）は、[[ナイジェリア]]北部のイスラム教徒の間で、[[ソコト帝国|ソコト皇帝]]に次ぐ権威を有している]]
[[File:Roi d'Oussouye.jpg|thumb|right|150px|[[セネガル]]国内の[[アニミズム]]の王国{{仮リンク|ウスイ王国|label=ウスイ|fr|Royaume d'Oussouye}}では、精霊との交信者とされる王だけが赤い服を着る<ref name=セネガルの精霊信仰王国>{{Cite news|url=https://www.dailysabah.com/life/2019/09/04/discover-oussouye-an-animist-kingdom-in-senegal|title=Discover Oussouye, an animist kingdom in Senegal|agency={{仮リンク|Daily Sabah|en|Daily Sabah}}|author=|date=2019年4月9▼
[[File:Ooni at Olojo 2016.jpg|thumb|right|150px|有力なナイジェリア伝統的君主の一人、イフェ王（Ooni of Ife）]]
▲[[File:Roi d'Oussouye.jpg|thumb|right|150px|[[セネガル]]国内の[[アニミズム]]の王国{{仮リンク|ウスイ王国|label=ウスイ|fr|Royaume d'Oussouye}}では、精霊との交信者とされる王だけが赤い服を着る<ref name=セネガルの精霊信仰王国>{{Cite news|url=https://www.dailysabah.com/life/2019/09/04/discover-oussouye-an-animist-kingdom-in-senegal|title=Discover Oussouye, an animist kingdom in Senegal|agency={{仮リンク|Daily Sabah|en|Daily Sabah}}|author=|date=2019年4月9日|accessdate=2020年1月11日}}</ref>。]]
[[フランス]]の[[海外準県]]である[[ウォリス・フツナ]]
[[ウガンダ]]には、[[トロ王国]]、[[ブニョロ|ブニョロ王国]]、[[ブガンダ|ブガンダ王国]]、[[ブソガ|ブソガ王国]]の伝統的な地方王国が存在している。これらは[[ウガンダの行政区画|ウガンダの法的な行政区分]]ではないが、1967年に一度廃止されたものが1990年代に復活したものであり、
[[ガーナ]]には、絶大な影響力を有する[[アシャンティ王国|アシャンティ王]]などがいる。▼
[[カメルーン]]には、「{{仮リンク|フォン (称号)|label=フォン|en|Fon (title)}}」という称号の[[酋長]]（王）が数多くいる。
[[ナイジェリア]]には、[[ソコト帝国|ソコト皇帝]]や{{仮リンク|イグウェ (ンネウィ王国)|label=ンネウィ王|en|Igwe of Nnewi kingdom}}、{{仮リンク|オバ (ベニン)|label=ベニン王|en|Oba of Benin}}や{{仮リンク|オバ (ラゴス)|label=ラゴス王|en|Oba of Lagos}}、{{仮リンク|ボニー王国|label=ボニー王|en|Kingdom of Bonny}}や{{仮リンク|ワリ王国|label=ワリ王|en|Kingdom of Warri}}など、数多くの伝統的君主が存在する。
{{see also|{{仮リンク|ナイジェリアの伝統的君主|en|Nigerian traditional rulers}}}}
[[マラウイ]]には、[[トゥンブカ族]]の大首長家である{{仮リンク|チクラマイェンベ朝|en|Chikulamayembe Dynasty}}などの伝統的君主がいる。
[[南アフリカ共和国]]においては、{{仮リンク|ズールー王室|en|Zulu royal family}}や{{仮リンク|雨の女王|en|Rain Queen}}などの伝統的君主が政治的存在として公認されている。
[[南アメリカ|南米]]・[[ボリビア]]には、{{仮リンク|アフロ・ボリビア人|label=アフリカ系ボリビア人|en|Afro-Bolivians}}の間で尊敬を集めている{{仮リンク|アフロ・ボリビア王室|en|Afro-Bolivian monarchy}}が存在し、2007年に共和国政府から部族王として公認を受けている<ref name=ボリビアと王になりたくない王>{{Cite news|url=https://www.luzernerzeitung.ch/international/der-konig-der-nicht-konig-sein-will-ld.1082667|title=Bolivien und der König, der nicht König sein will|agency={{仮リンク|ルツェルン新聞|de|Luzerner Zeitung}}|author=Camilla Landbö|date=2019年1月5日|accessdate=2020年1月11日}}</ref>。この王家は、[[奴隷]]として連行されてきたアフリカの王族が、アフリカ出身奴隷たちの間で丁重に扱われたのが始まりだとされる<ref name=ボリビアと王になりたくない王/>。▼
▲[[ガーナ]]には、絶大な影響力を有する[[アシャンティ王国|アシャンティ王]]がいる。
また国家から公認された地位ではないが、特定の民族・部族の間で「王」としての権威を有する者も存在する。[[ニュージーランド]]の[[マオリ族]]における[[マオリ王]]などがその例である。2008年まで存続した[[ムスタン王国]]の首都[[ローマンタン]]の人々は、今なお旧王家に対し尊崇の念を抱き続けている<ref name=ムスタンにおける王の存在>{{Cite news|url=https://myrepublica.nagariknetwork.com/mycity/news/king-s-presence-still-in-mustang|title=King’s presence still in Mustang|agency={{仮リンク|Republica|en|Republica (newspaper)}}|author=Dhan Basnet|date=2019年9月21日|accessdate=2020年1月11日}}</ref>。ローマンタンの文化によると、王とは祭りを開催する許可を与える存在であり、人々は今日でも旧王家の裁可を得ることなしに祭りを行わない<ref name=ムスタンにおける王の存在/>。
▲[[ボリビア]]には、{{仮リンク|アフロ・ボリビア人|label=アフリカ系ボリビア人|en|Afro-Bolivians}}の間で尊敬を集めている{{仮リンク|アフロ・ボリビア王室|en|Afro-Bolivian monarchy}}が存在し、2007年に共和国政府から公認を受けている<ref name=ボリビアと王になりたくない王>{{Cite news|url=https://www.luzernerzeitung.ch/international/der-konig-der-nicht-konig-sein-will-ld.1082667|title=Bolivien und der König, der nicht König sein will|agency={{仮リンク|ルツェルン新聞|de|Luzerner Zeitung}}|author=Camilla Landbö|date=2019年1月5日|accessdate=2020年1月11日}}</ref>。
=== 称号としての君主 ===
| |||