「擬宝珠家」の版間の差分

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大人顔負けの特殊技能を多々持っている。特に[[味覚]]は「神の舌」の異名をとるほど優れており、作り手の精神状態を判断したり、一口食べただけで成分の細かい分析ができる。そのことは有名店の間では熟知されているようで、若年にして料理業界では一目置かれる存在となっている。[[中川圭一]]や[[秋本・カトリーヌ・麗子]]ほどの大富豪でも予約を断られる場合のある超高級店「料亭 篤」に、新葛飾署の外国の来賓を接待するための紹介状を書いた時は、最高級の部屋にいた[[内閣総理大臣|首相]]を別の部屋に移動させ、料金もタダ(通常一人100万円で一席400万円)にしてしまうほどの威力を見せた。
 
将棋は両津に'''[[将棋の手合割|十枚落ち]]'''([[玉将]]と[[歩兵 (将棋)|歩兵]]のみ、しかも取った駒は使わないというハンデ付き)で勝てるほどで、全国将棋大会の幼稚園の部で優勝しており、実力はにアマチュア段位クラス。書道の腕にも優れていて、超高級料亭の最高級の部屋に書が飾られたり、新日本書道展で大賞を取るほどである。口癖は「~じゃ」や「~じゃのう」。『[[水戸黄門]]』『[[鬼平犯科帳]]』などの[[時代劇]]や[[将棋]]、『[[おじゃる丸]]』などが好きである。『[[旗本退屈男]]』など時代劇の名前を漢字で書くことができる。その一方で当初は自分の名前の漢字を書けなかったが、後に書けるようになった(163巻「自己分析の巻」のセルフアレンジメントの紙に自筆で表記)。文才もあり、時代小説を書いて両津が自分の名前で投稿した「ケータイ小説大賞」に入選し、大ヒットとなった(後に檸檬が作者であることが発覚し、さらに驚かれた)。また[[池波正太郎]]・[[司馬遼太郎]]・[[藤沢周平]]・[[柴田錬三郎]]・[[隆慶一郎]]などの時代小説を好む。当初は字が読めないため朗読してもらっていたが、夏春都に漢字辞書をもらってからは自分で読んでいる。後期は[[歌舞伎]]がマイブームであり、[[中村芝翫 (7代目)|中村芝翫]]・[[片岡仁左衛門 (15代目)|片岡仁左衛門]]らの歌舞伎役者を好む。
 
しっかり者だが、両津に学校に関する嘘の怖い話を聞かされた際にはパニックに陥っていた(給食を残すと逆さ磔にされるや夕方まで学校に残っていると食パンの幽霊が出るなど)。さらに、人前ではめったに涙を見せないが、幼稚園で飼って育てていた[[ハムスター]]を夜中に侵入した高校生に惨殺された際は、犯人を戒めた後に人目をはばからず号泣していた。アニメ版では逆に泣き上戸の性格である。妹の蜜柑にはお姉さんらしく接している。食パンが大嫌いであったが(家では和食中心の食事でパンが出ないうえ、パン独特のパサパサ感や口の中の水分を持って行かれるのが苦手。ただしパサパサ感が軽減するサンドウィッチであれば食べられる)、蜜柑によって食べられるようになった。顔には出さないが、人参が苦手。アニメでは両津を軽んじていたのは初対面時のみで、人間的にも尊敬している発言がたびたび見受けられる<ref>纏から両津家と擬宝珠家との因縁や両津が擬宝珠家の蔵にある財宝を盗もうとした事を聞くが、「それは兄妹(勘兵衛と夏春都)の問題であり、勘吉は関係ない」「結婚の話を破局され、勘吉がヤケを起こしたからだ」と述べており、「皆、勘吉の悪い所ばかりを見ているから本当の良い所を知らないんだ」と、両津は根っから悪い奴ではないと信じている。</ref>。理想の男性として両津の名前を挙げており、恋心を抱いている電極+がショックを受けたことがある。また父親代理で幼稚園の父親参観に両津が参加した際にクラスメイトの父親の恰好を茶化した少年を迷わず戒めた両津を見て、纏に対して(本気か冗談かは定かではないが)「纏がいらないなら自分が勘吉のお嫁さんになる」と言っており、その話を聞いた夏春都は幼稚園児をたぶらかしたとして、両津は夏春都になぎなたで追い回される羽目になった。そのためかたびたび擬宝珠家を追い出された両津に食料を持っていくなどしている。