「真幻魔大戦」の版間の差分

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幻魔とは[[宇宙]]を無に帰せんとする巨大な存在であるが、その正体は明らかにされていない。その幻魔との抗争こそが幻魔大戦である。西暦[[1979年]]、作家であり超常現象研究家である青年の'''東丈'''は、多国籍企業クェーサーの内部情報を手に入れた。彼にそれを託し、暴露するよう勧めたのは、クェーサー幹部の'''“ムーンライト”'''という美しい女性だった。その後、有名プロデューサーから丈の小説を大作映画にしたいという依頼が舞い込む。丈の身辺を巡って状況が大きく変わり、それと共に不可解な出来事が頻発した。丈の姉、弟、友人たちが次々と失踪し、いくつもの奇妙な現象が起こった。
 
第二部では東丈は自らの意識の底から滅びた世界の記憶を思い出し、幻魔大戦における自らの役割を理解するに至り、幻魔と対決すことになった。そして飛行機で移動中の丈自身が謎の失踪を遂げそして、丈の失踪後は秘書の'''杉村優里'''が主人公となり、[[7世紀]]の[[大峰山]]周辺に舞台を移し'''[[役小角|役の小角]]'''と出逢う。
 
第三部では[[古代ギリシア|古代ギリシャ]]の少女'''[[クロノス (時間の神)|クロノス]]'''が主人公となり、舞台は[[超古代文明]]の[[ムー大陸|ムウ]]、時代の定からぬ[[獣人]]の住む犬の帝国へと飛び移る。