「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」の版間の差分

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== 背景 ==
マイケル・マンの長編劇場映画デビュー作であり、監督、製作総指揮、脚本を努める。興行的に成功したとは言えないが、夜間の撮影技術やリアリティを追求した強盗シーン、銃撃シーンなどその後のマイケル・マン作品の基本形とも言える演出が随所に見られる。「リアリティの追求」はシカゴ市警の元警察官である[[デニス・ファリーナ]]と[[チャック・アダムソン]]、元宝石泥棒の[[ジョン・サントゥッチ]]らを技術顧問として起用している点にも挙げられる。油圧ドリルや高温のバーナーで金庫をこじ開けるシーンはサントゥッチが実際に犯行に使った方法を再現したという。
 
この映画は[[ロバート・プロスキー]]、[[デニス・ファリーナ]]、[[ウィリアム・ピーターセン]]、[[ジェームズ・ベルーシ|ジム・ベルーシ]]のデビュー作となった。映画の製作が始まった頃、デニス・ファリーナは現役の警察官だったが、マイケル・マンがロケ地を探しにシカゴを訪れた際、かつてファリーナの同僚だった[[チャック・アダムソン]]がシカゴ市街の案内役に適任だろうとマンに紹介した。これがきっかけでファリーナは映画界に転身した。