「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」の版間の差分
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『'''ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー'''』（原題: ''Thief''）は、[[1981年の映画|1981年]]に[[ユナイテッド・アーティスツ]]から公開された[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。[[マイケル・マン (映画監督)|マイケル・マン]]の初映画監督作品。原作は[[フランク・ホヒマー]]の小説
== ストーリー ==
[[シカゴ]]で中古自動車の販売を営むフランク（ジェームズ・カーン）は、裏の世界ではプロの金庫破りとして活躍して
== 背景 ==
[[マイケル・マン]]の劇場映画デビュー作であり、監督、製作総指揮、脚本を努める。興行的に成功したとは言えないが、夜間の撮影技術やリアリティを追求した強盗シーン、銃撃シーンなどその後のマイケル・マン作品の基本形とも言える演出が随所に見られる
「リアリティの追求」は元シカゴ市警の警察官である[[デニス・ファリーナ]]と[[チャック・アダムソン]]、元宝石泥棒の[[ジョン・サントゥッチ]]らを技術顧問として起用している点にも挙げられる。油圧ドリルや高温のバーナーで金庫をこじ開けるシーンはサントゥッチが実際に犯行に使った方法を再現したという。
この映画は[[ロバート・プロスキー]]、[[デニス・ファリーナ]]、[[ウィリアム・ピーターセン]]、[[ジェームズ・ベルーシ|ジム・ベルーシ]]のデビュー作となった。映画の製作が始まった頃、デニス・ファリーナは現役の警察官だったが、マイケル・マンがロケ地を探しにシカゴを訪れた際、かつてファリーナの同僚だった[[チャック・アダムソン]]がシカゴ市街の案内役に適任だろうとマンに紹介した。これがきっかけでファリーナは映画界に転身した。▼
この映画は[[ロバート・プロスキー]]、[[デニス・ファリーナ]]、[[ウィリアム・ピーターセン]]、[[ジェームズ・ベルーシ|ジム・ベルーシ]]のデビュー作となった。
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劇中では元宝石泥棒のサントゥッチが刑事役を、元警察官のファリーナとアダムソンはマフィアの手下の役を演じた。
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== 銃の描写 ==
ジェームズ・カーンは”.45オートの神様”の異名を持つジェフ・クーパーが所有していたアリゾナ州の射撃訓練場 ”The American Pistol Institute”（現在は”Gunsite Academy”）で、インストラクターの[http://www.chucktayloramericansmallarmsacademy.com/coltm635.html チャック・テイラー]から3日間の指導を受けた<ref>{{Citation|title=Thief (1981) - IMDb|url=http://www.imdb.com/title/tt0083190/trivia|accessdate=2020-01-02}}</ref>。当時ジェフ・クーパーは「泥棒が専門的な銃の知識を持っているとは考えにくい」と訓練に否定的だったという。カーンの手慣れた銃の扱いは、後の「[[エイリアン・ネイション]]」や「[[イレイザー (映画)|イレイザー]]」「[[誘拐犯]]」などでも見ることが出来る。
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* ハンセル - [[チャック・アダムソン]]
== 劇中で使用される銃器 ==
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▲* 〃 ジム・ホーグ ロングスライド
▲* [[M1911|コルト コンバットコマンダー]]
▲* [[S&W M19]]
▲* [[H&K G3|Ｈ＆Ｋ ＨＫ91]]
▲* [[ハイスタンダード (銃器メーカー)|ハイスタンダード モデル10]]
▲* [[イサカM37]]
▲* [[U.S.M1カービン|M1カービン]]
== 脚注 ==
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