「終末論」の版間の差分

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== 元・会・運・世の説 ==
元・会・運・世は[[儒教|儒学]]における世界(時間)のサイクルで、「1元(12万9600年)経つと天地の寿が終わり、再び1元が始まる」とするもの<ref>[[島田虔次]] 『朱子学と陽明学』 [[岩波新書]] 28刷1999年 p.72.</ref>。1元は12会で、1会は1万800年<ref>同『朱子学と陽明学』 p.72.</ref>(30運)。1運は360年(12世)で、1世は30年。11会の時期に「万物(人)皆絶える(絶滅する)」とされる<ref>同『朱子学と陽明学』 p.73(図).</ref>。この説では万物=人が生まれたのは3会の時期(天が始まってから3万2400年の前後)である<ref>同『朱子学と陽明学』 p.73.従って、人の歴史は3会から11会までと定まっている。</ref>。11世紀で7会に当たり<ref>同『朱子学と陽明学』 p.73.</ref>、4会経ったら人が絶滅し、5会経つと天地が終わるということになる。この世界観では何度も終末を繰り返しているということになるが、同時に終わりでもない。
 
== 備考 ==