「サーバル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
サーバルについての知識を付け足し。
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
rv 無出典
1行目:
{{Otheruses|ネコ科の動物|ドイツの戦闘車両|AGF サーバル}}
{{出典の明記|date=2017年2月}}
{{生物分類表
|省略 = 哺乳綱
49 ⟶ 50行目:
頭胴長([[体長]])60 - 100センチメートル<ref name="narushima" />。頭胴長67-100 cm。尾長24 - 45センチメートル<ref name="narushima" />。肩高54-62 cm。体重8.6 - 18キログラム<ref name="narushima" />。体に比べて尾がやや短い<ref name="yasei3">[[#yasei|今泉]] p.74</ref>。ほっそりした美しい体型をもつ。全身は柔らかい体毛で密に被われる<ref name="narushima"/>。体毛は短くやわらか。体色は黄色や黄褐色で、腹面や四肢の内側は白っぽい<ref name="narushima"/>。小さな黒い斑点が入るが、頸部や肩・肘では斑点が筋状になる<ref name="narushima"/>。毛色は黄褐色で小さな黒い斑点がある。また首の後ろ、肩に6本ほどの黒い線がある。尾は黒い輪状の斑紋が入り、先端は黒い<ref name="narushima" />。尾の斑点は先にいくにつれて黒いリング状になる。下腹部や肢の内側は白っぽい。毛色には個体差があり、まれに全身真っ黒のものもいる。西アフリカの個体群は体色が濃く斑点が小型なことから、別種''Felis servalina''とみなされたこともある<ref name="narushima" />。
 
耳介は大型で、先端は丸みを帯びる<ref name="narushima" />。顔の大きさに比べると、耳は他のネコ科動物に比べても際立って大きく、敏感である。その聴力は土の中にいるネズミの動きも感知できると思われている。耳のほか、後ろ足も大きく発達しており、高さ2メートル、距離4メートル前後のジャンプも可能にしている。四肢が発達しており、足の先には 小さく、鋭い爪を持つ。切歯と臼歯は小さいが、犬歯が大きく、発達している。
 
染色体数は2n = 36<ref name="hunter_bowland" />。
115 ⟶ 116行目:
開けたサバンナや草原・森林(熱帯雨林を除く<ref name="iucn" />)などに生息し、沼沢地や河川の周囲を好む<ref name="narushima" />。丈の高い草原や川辺の葦原、森林の沼地などに生息する。単独棲で、木に登るが、主として地上棲。[[夜行性]]だが、昼間に活動することもある<ref name="narushima" />。特に昼間の気温があまり上昇しないときなどは、昼間でも積極的に活動する。普段は背の高い草のしげみや雑林などに身を隠すようにして生活している。
 
[[アフリカタケネズミ属]]''Tachyoryctes''や[[アラゲジリス属]]・[[コツメデバネズミ属]]''Cryptomys''・[[タチチネズミ属]]''Mastomys''・[[ホップネズミ属]]''Otomys''などの齧歯類などを含む小型哺乳類、[[キンランチョウ属]]''Euplectes''や[[ハタオリ属]]''Ploceus''といったハタオリドリ類などの鳥類を食べるが、卵、爬虫類、カエル、魚類、昆虫、カニなどを食べた例もある<ref name="hunter_bowland" />。主に小型哺乳類を食べ、ジンバブエでの65件の胃の内容物調査では97 %を小型哺乳類、糞の内容物調査では南アフリカ共和国で93.5 %・ウガンダで80 %以上が齧歯類など<!-- shrew ハネジネズミが含まれるかもしれないので表現を濁す -->が占めていたという報告例もある<ref name="hunter_bowland" />。[[ノウサギ属]]や、少数ではあるが大型の獲物として小型レイヨウの幼獣、[[コウノトリ科|コウノトリ類]]・[[サギ科|サギ類]]・[[フラミンゴ目|フラミンゴ類]]などの大型の鳥類を捕食した例もある<ref name="hunter_bowland" />。草や、バナナ類やアボカド類の果実を食べた例もある<ref name="hunter_bowland" />。[[ネズミ]]類や[[ウサギ]]類、[[ホロホロチョウ]]などの[[鳥類]]を狩る<ref name="yasei1">[[#yasei|今泉]] p.71</ref>。狩りの際には跳躍して、空中で鳥類に襲いかかることもある<ref name="narushima" />。ネズミなどにもジャンプして上から襲いかかることも多い。時には1メートルほどの毒蛇までも狩るほどの高い運動能力を具える。足が速く、木登りや泳ぎも上手い。およそ80km/hもの速度で走れる。水は好まないが、泳ぎが得意。稀に水辺のガゼルなども捕らえることがある。狩りのスタイルは、茂みなどに身を隠しながら忍び寄り、発達した後肢を利用したジャンプによる奇襲を得意としている。性質は荒く、時に[[イヌ]]を殺すこともあるが、若い個体はヒトに慣れやすい。覚えることは早いが、知力はあまり発達していない。咬合力はあまりないが、パンチ力は優れていて、中型の蛇をパンチ3発で倒すことが出来る
<!-- 天敵として[[ヒョウ]]・[[ライオン]]・ハイエナ類が挙げられる<ref name="iucn" />。 人間以外の天敵はいないという英語の出典を発見したため精査するまで暫定的に -->