「ロドコッカス・ロドクラウス」の版間の差分
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== 生分解能 ==
多様な生分解性を持ち、[[分解者]]として土壌環境の[[生態系]]において重要な役割を演じる<ref name=PMID:8187203 />。幾つかの菌株は工業的な化学物質の生産や環境工学的な汚染物質の分解除去に用いられている<ref name=PMID:9750292 />。例えば、11Y株は[[トリメチレントリニトロアミン]](RDX)を唯一の窒素源として利用し、RDXで汚染された土壌からRDXを分解除去することができる<ref name=doi:10.1007%2F978-3-662-05794-0_4 />。NCIMB 13259株は[[スチレン]]を<ref name=Warhurst1994>{{cite journal |author=A M Warhurst, K F Clarke, R A Hill, R A Holt and C A Fewson |year=1994 |title=Metabolism of styrene by Rhodococcus rhodochrous NCIMB 13259 |journal=Applied and environmental Microbiology |volume=60 |issue=4 |pages=1137-1145 |url=http://aem.asm.org/content/60/4/1137.short |
KUCC 8801株とKUCC 8802株はn-アルカンを分解する。J1株は[[ニトリル]][[加水分解酵素]]を産生し、[[アクリロニトリル]]から[[アクリルアミド]]を生産する。これまで、商業利用で30,000トンのアクリルアミドが生産された<ref name=PMID:9750292 />。
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