「文化放送ホームランナイター」の版間の差分

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== 番組概要 ==
平日に基本ローカルで放送されている『[[文化放送ライオンズナイター|ライオンズナイター]]』が[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]の試合を放送するのに対し、週末土・日曜の[[全国ラジオネットワーク|NRN]]全国ネットを前提とする番組では[[セントラル・リーグ]](セ・リーグ)の試合を中心とした。特に文化放送の本拠地でもある東京を[[プロ野球地域保護権|保護地域]]として全国区の人気がある[[読売ジャイアンツ]](巨人)戦がナイターで行われる場合はホーム・ビジター問わず中継した。中でも1970年代には競合の[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ関東]](現・RFラジオ日本)に先駆けて'''『ジャイアンツナイター』'''と名乗った時代もあった(後述)。{{see also|ラジオ日本ジャイアンツナイター#大洋戦放送権本格獲得}}
 
巨人戦が雨天中止やデーゲームの時は、セ・リーグのカードを優先するが、NRN独占カードとなる[[東京ヤクルトスワローズ]]主催試合を優先する傾向にある<ref>2000年代以降はセ・パともに土デーゲームが増加したため(特に日曜日)、ナイターで開催される試合がヤクルト主催試合のみ(特にシーズン序盤および終盤の土は、ヤクルトの本拠地・[[明治神宮野球場|神宮球場]]で日中に[[東京六大学野球連盟|東京六大学野球リーグ戦]]を開催するという事情があり、ヤクルト主催試合は六大学終了後のナイターとなる)という場合も多く、ほかに選択肢がない場合も多い。</ref>。そのため選手自身の肉声による本番組のジングル(事前収録したテープを流す)は中継カードにより巨人を含む、セ・リーグの選手のバージョンがあるほか、2013年度はパ・リーグの選手のバージョンも用意された。{{see also|放映権 (日本プロ野球)#東京ヤクルトスワローズ|ニッポン放送ショウアップナイター#巨人戦以外への対応}}
 
放送カードの優先度は巨人戦→セ・リーグカード→パ・リーグカード→試合開始時間が18時でないカードの場合がほとんどである。ただし、その年のペナントレースの状況によって別のカードに変更される場合がある(2011年8月28日は首位ヤクルトが絡む「阪神対ヤクルト」を自社ローカルで中継し、本来のNRNナイターであるRCC制作の「広島対巨人」を予備カードとした<ref>そのため、同日の「広島対巨人」は事実上RCC広島ローカルでの放送となったが、RCCは全国向けの体裁で中継を制作した。なお、同日の「西武対日本ハム」が早く終了したため、STVラジオが20:00まで飛び乗りでネットしており、一応全国放送カードとしては機能していた。</ref>)。
 
ライオンズナイターと同じように得点が入った際には球団公式応援歌のアレンジなど得点したチームにゆかりのあるメロディーが流れる。その例としては下のものがあげられる。オールスターゲームの場合は打点がつく選手の所属しているチームのものが流れる。なお、ホームランが出た場合はホームラン専用のBGMが流れる。文化放送のスタジオから挿入するため、文化放送以外のネット局では流れない。
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公式[[ホームページ]]も開設されているが、2007年度を最後に更新されておらず、2008年度以降はそのまま残されている状態となっている。番組キャッチコピーは「生野球やってます」<ref>ライオンズナイターの2007年度キャッチコピー「生西武やってます。」に合わせたものだが、それ以降更新されていない。2012年現在放送で使用されることは皆無だが、神宮球場などで流れる本番組の動画CMでは継続使用されている。</ref>のほか、2012年度は「野球の力を感じてください」、2014年度は「野球、聞こうぜ!」、2017年度は「野球は文化だ」のコピーも用いられた<ref>2012年度のオープニングコールにて、ライオンズナイターのキャッチコピー「パ・リーグのど真ん中」の部分に対応する形で挿入されている。</ref>。
 
週末土・日曜のプロ野球公式戦がセ・リーグでもデーゲーム主流となり、巨人も週末の主催試合をデーゲームに切り替えた2009年以降は放送する試合数が激減。[[2013年]](平成25年)を最後に文化放送における日曜夜の公式戦放送を終了(後述)、土曜夜もネット局が少なくなったことから、レギュラー番組としては2018年限りで終了した。2019年からは、全試合がナイトゲームの日本シリーズのうち、土・日曜日に開催される試合を『'''プロ野球日本シリーズ第○戦実況中継'''』と銘打ち特別番組として放送する体制となる。なお、平日の『ライオンズナイター』はレギュラー放送を継続<ref name="irregular" />。土曜日のNRNナイターについても、系列局向けの裏送り限定で制作を続ける。{{main|文化放送A&Gゾーン#野球中継や報道特別番組への対応|A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!#2019年度}}{{see also|読売ジャイアンツ#本拠地でのデーゲーム開催|Anison Days#関連番組}}
 
=== NRNナイターとしての対応 ===
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=== 2013 - 2018年の日曜日における対応 ===
2013年度は土曜日のナイター定時放送を実施したが、日曜はナイターがある時の注目カードのみとし、毎週の定時放送は行わなかった<ref>[http://www.joqr.co.jp/new1304/ 2013年 文化放送 春の新番組紹介]</ref>。ただし、NRN日曜ナイター自体の機能は、その「注目カード」の自社での中継や、系列局の中継(各局自社制作分や文化放送からの裏送り分)を交えることで2017年まで維持されていた<ref>[http://radio-net.jp/nrnnighter.html#schedule NRNナイター中継スケジュール]</ref> なお、この年実際に文化放送の電波で放送されたセ・リーグ公式戦は4月28日の「ヤクルト対巨人」の1回のみであり(このときのみ『'''文化放送ホームランナイタースペシャル ヤクルト対巨人 実況中継'''』として放送)、この試合を最後に文化放送における日曜日の公式戦の放送が終了した(よって日曜ナイターは事実上日本シリーズのみ中継)。
 
また、2012年まで土曜のナイターオフ番組として放送されていた『[[斉藤一美のスポーツタイム ズミスポ|ズミスポ]]』を日曜分の『ホームランナイター プロローグ』の代替番組として設定している。しかし、2014年以降、注目カードのみ日曜ナイターを放送する旨の文言は、公式サイトの番組表における番組紹介文から削除された。