「進撃!巨人中学校」の版間の差分

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[[諫山創]]による漫画『[[進撃の巨人]]』の公式パロディ[[ギャグ漫画]]で、「もし『進撃の巨人』の登場人物(巨人含む)が同じ中学校に通っていたら」という展開を描く。当然ながら本編とは[[パラレルワールド]]の関係にあり、ストーリーも無関係。人間と巨人が通う「進撃中学校」の制服は男子は学ラン、女子はブレザー。巨人は原作と同様に裸であるが、体操着やブルマを着用することもある。原作では作中の時間軸以前に死去したことになっているキャラクターも登場している。
 
このマンガの発案者は『別マガ』前班長の朴であるが、そのコンセプトは[[弐瓶勉]]が『[[月刊アフタヌーン]]』(講談社)にて連載していた[[青年漫画]]『[[BLAME!]]』のスピンオフ作品「[[BLAME!#ブラム学園! シリーズ|ブラム学園!]]」であるという<ref>{{Cite web|author=諌山創|date=2012-03-08|url=http://blog.livedoor.jp/isayamahazime/archives/6809360.html|title=進撃!巨人中学校|work=[http://blog.livedoor.jp/isayamahazime/ 現在進行中の黒歴史]|accessdate=2013-05-12}}</ref><ref group="注">{{efn2|「BLAME!」本編はシリアスなSFアクションだが、「ブラム学園」は同じ登場人物による学園コメディー。</ref>}}
 
『[[週刊少年マガジン]]』2013年35号にも読み切りが掲載されている。2018年7月号から「'''進撃!巨人高校~青春!となりのマーレ学園~'''」の名で3号限定の短期集中連載が開始した。進撃中学校を卒業したエレンたちは進撃高校に、ライナー、ベルトルト、アニの3人は「マーレ学園」に進学したという設定になっている。
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; エレン・イェーガー
: [[声優|声]] - [[梶裕貴]]
: 本作の主人公。非常に空気の読めない性格の少年で、アホ毛が一本生えている。シガンシナ小学校出身。好きな弁当のおかずはチーズハンバーグ(通称「チーハン」)。過去に超大型巨人にチーズハンバーグの入った弁当を奪われて以来、巨人を激しく憎んでおり、原作同様に「巨人を一匹残らず駆逐する」ことを目標としている。進撃中学校の入学式にてそれをカミングアウトしたため、学校中で「チーハン野郎」というあだ名が定着してしまっている。コニーほどではないがバカであり、巨人用の消しゴムハンコを作ろうとして名前を反対に彫っていた。しかし学力はそれなりにある様子で、中間テストでは赤点はとっていない。「たたいてかぶってジャンケンポン」({{efn2|アニメでは球技大会のドッジボール。}}」でアニと和解して以来彼女に好意を抱かれるが、鈍感で気づいていない。フォークダンスをアニに誘われた際も断っている。
; ミカサ・アッカーマン
: 声 - [[石川由依]]
: 本作のヒロイン。エレンに執着する少女だが、その理由は謎である。シガンシナ小学校出身。エレンがいないと体力と知力が元の30%{{efn2|ミカサの元の体力や知力を考えると人並みほど。}}にまで落ち込み、愁いに満ちたオーラを放つようになり、さらにそれはコニーを除くクラスメート全員に伝染する模様。また、エレンの存在を気で感じ取っているなど常人離れした能力を持つ。料理がナナバよりもうまく、エレンの弁当を作って彼に渡している。アニとはエレンを巡る恋敵であり、彼女とエレンの接触を極端に阻止しようとしている。
: アルミンの部屋にエレン共々訪れた時には、その余りの暑さに朦朧としていたがそれでもエレンに指摘されても取ろうとしなかった位にマフラーを常用している。
: 射的の腕は超一流でアニ共引けを取らない<ref {{efn2|name=shateki group="注">|アニメ第9話で二人揃って射的の屋台の景品を総なめにし、店主のネスに平謝りされている。</ref>}}
; アルミン・アルレルト
: 声 - [[井上麻里奈]]
: 非常にナイーブな性格の少年。エレンやミカサ同様シガンシナ小学校出身。両親がいるかどうかは定かではないが、祖父と同居していることが確認されている。小学生時代、クラス対抗ドッジボール大会で女子が投げ損じたボールを顔面で受けてアウトになってしまい、「ゆるい球顔面アウト」というあだ名をつけられ、それが原因で肩身の狭い思いをする羽目になり、本編開始時点でも引き籠もっていた{{efn2|そのため、コミックス第一巻の表紙にも登場していない。}}。ミカサの説得により学校に通うようになるが、北風が寒かったので家の中同様布団を被って登校している。後に頭部にのみ布団を被るスタイルに変化した。成績は優秀で、中間テストも満点に近い。暗闇が苦手で1人では歩けない。
: アニメでは引きこもる原因が主に極度の寒がりである事に変更され、昔から布団を愛用し肌身離さずにいて、しかもその布団がないとすぐ風邪をひいてしまう。なお初登場時に部屋が我慢大会状態であったにも関らず寒がっていて、その直後に被っていた布団<ref group="注">{{efn2|実はその布団には穴が開いていた為に保温性が著しく落ちていた。その為にアルミンは通常以上に寒がっていた。</ref>}}をリヴァイに強奪されたのでしばらくはエレンの学生服を被っていた。リヴァイによって布団が補修されて、その後に帰って来てからは引き篭もりを止めて登校するようになる。
; ジャン・キルシュタイン
: 声 - [[谷山紀章]]
: 序盤では数少ない常識人だったが、話が進むにつれ自己中心的な性格が目立ってきた。好きな食べ物はカレーコロッケ。壁美化部所属。小学校時代はサッカー部に所属していた模様。エレンとの関係は原作よりもソフトなものとなっており、口論になることはあっても付き合いが途切れない辺りそれなりに仲はいい。原作とは異なり、ミカサに好意を抱いているという描写はあまりなく、寧ろエレンが女子と一緒にいるのが気に入らないという描写で描かれている。性格が非常に悪いため浮いた話は一つもなく、日に日に校舎内にカップルが増えることに愚痴をこぼしている。そのため一通だけラブレターをもらっただけで舞い上がっていて、その送り主が巨人だったときには現実逃避しかけた。先輩に対しても非常に反抗的で、壁美化部に所属しているものの、何度もサボっている。体育大会では先輩との上下関係に終止符を打ちたいがために、玉入れで立体機動装置を使うという卑怯っぷりを見せる。
: 原作で接点のないヒッチとの絡みが多く、心ない言動で彼女を怒らせてしまう場面が多い。
: アニメでの性格は完全な自己陶酔型のプレイボーイ気質だが、他の人物にツッコミを入れる場面が多い。女子にモテる事を第一の前提で行動しているが何時も空回りしている。また、アニメでは好きな食べ物が「オムオム」となっている<ref group="注">{{efn2|教室内に掲示されている習字で「オムオム」と書いたほか、球技大会の合間に、アニが(エレンに変装した)彼に「好きな食べ物」を尋ねた際に「オムオム」と言いかけている。</ref>}}
; コニー・スプリンガー
: 声 - [[下野紘]]
: 原作よりもバカな少年として描かれている。そのバカさは他の追随を許さない<ref group="注">{{efn2|例として、数学の時間であるにもかかわらず音楽の教科書を広げ、しかも逆さにして読む、中間テストでは赤点をとって居残りとなったにもかかわらず忘れて帰ってしまう、アニメではドッジボールの基本的ルールも知らなかった為に当初試合中なのにマルコからドッジボールのルールを基本から教わっていた等。</ref>}}。底抜けに明るい性格。好きな食べ物はからあげ(冷凍のものを除く)。壁美化部所属。サシャと行動する場面がよくみられる。
; サシャ・ブラウス
: 声 - [[小林ゆう]]
: 異常なまでに食い意地の張った<ref group="注">{{efn2|アニメでは冒頭からスイカを丸々一個持ち歩いていてエレンと衝突している。また、その後も他の生徒が自己紹介をしている最中におにぎりを頬張っているところをキースに見つかってゲンコツを食らわされた上で廊下に立たされたり、「おいしいものが食べ放題だから」という理由で入部した調理部で、調理用の食材を盗み食いしているところを他の部員に見つかって叱られたりするなど、「食べ物」絡みのトラブルを度々起こしている。ドッジボール大会では試合中にラーメンを食べながらボールを全て避けていた。</ref>}}少女。そのため、ミカサからの評価は「食べ物のことしか考えてない子」。好きな食べ物は出し巻き卵。壁美化部所属。常によだれをたらしている。中間テストでは全教科赤点をとってしまうが、指導者によっては簡単に満点近くなるほどになり、学力には隠れた潜在能力がある。購買のあんぱん{{efn2|アニメでは焼きそばパン。}}を食べたいがためにパン食い競争に参加するが、ハンジに邪魔され結局食べられないままである。
; マルコ・ボット
: 声 - [[逢坂良太]]
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; フランツ、ハンナ
: 声 - [[大隈健太]](フランツ)、[[佐藤恵 (声優)|佐藤恵]](ハンナ)
: 人目を気にしないカップルとして登場。そのためミカサからの評価は二人とも「リア充」。互い以外にはほとんど会話が通じていない。アニメ第5話では教室内に掲示されている習字でお互いの名前を書いている<ref group="注">{{efn2|両者とも、その上に赤いハート形を描いている。</ref>}}。また、教室内の彼ら二人の作品(習字、似顔絵)は隣同士に掲示されている。ハンナは美術部に所属している模様。
: アニメ版では文化祭にてエレン率いるチーズハンバーガーの模擬店のスタッフとなっているが、売り子としてバニーガールのコスプレを催したアルミンに惚れたフランツが激怒したハンナに吹っ飛ばされた。
; サムエル
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; ナック・ティアス
: 声 - [[樋口智透]]
: アニメ第3話にて、エレンのチーハン好きをトーマスと一緒に笑っていた{{efn2|アニがクリスタに好きな食べ物を聞かれた際、ライナーやベルトルトと共に彼らも会話に参加している。}}。また、アニメ第5話では教室内に掲示されている習字で「カレー」と書いており、第6話にて教室内に掲示された似顔絵はサムエルに描いてもらっている。
; ミリウス・ゼルムスキー
: 声 - [[布施川一寛]]
: アニメ第3話ではライナーやベルトルトと一緒にいる描写があった(アニが好きな食べ物を「もずく」と答えた場面にも登場)。アニメ第5話では教室内に掲示されている習字で「トムヤムクン」と書いており、第6話にて教室内に掲示された似顔絵はトーマスに描いてもらっている。
; ダズ
: バレンタインで義理チョコをゲットして胴上げされていた(小学校では一度ももらえなかったらしい)。アニメ版にて、教室内のシーンで登場する際は、机に突っ伏していることが多い。アニメ第5話では教室内に掲示されている習字で「塩辛」と書いており、第6話にて教室内に掲示された似顔絵は彼のものだけ自画像になっている<ref group="注">{{efn2|エレン、ミカサ、アルミンが3人で組んだからだと思われる(アニメでは1年4組の人数が20人となっている)。</ref>}}
 
=== 1年3組 ===
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; ベルトルト・フーバー
: 声 - [[橋詰知久]]
: 3組のリーダー格3人組の一人。好きな食べ物はぎょうざ。苦手な食べ物はもずく。バレーボール部に所属。常識人だが気弱で主体性に欠ける性格なため非常に影が薄い。アニメでは相当無視されている<ref group="注">{{efn2|例として、球技大会では他の皆は賭ける内容を言えたにも関わらず、「僕は」で別シーンになる、サシャとコニーが赤点になった際は勉強を教えようと申し出るがしっかり無視され泣きながら帰るなど。</ref>}}他、原作で語られた芸術的な寝相の悪さが実際に描写されている。性格ゆえにお人好しになりやすく、エレンやサシャなどに遠征のおやつの購入権をせびられていた。「トル」や「〜トルト」という呼び名をされることが多い(例・チラトル、ませトルト)。
: アニに好意を抱いていて、彼女をよくチラ見している。彼女本人には気が付かれていないが、ライナー達を始めとしたクラスメイト達には気付かれて噂になっていたらしい。生徒会の用具箱に入ってアニ達の会話を盗み聞きするといったストーカー紛いの行動もしている。作中でアニがエレンに好意を抱いていることに気付いた際は落胆していた。アニを庇うときは大抵頭が犠牲になる。エレンの自分勝手な行動に「男らしい」と評価したり、アニといい感じになってきたときに「型抜き」を一緒にやろうと誘ったり<ref {{efn2|name=loveandlike group="注">|幼少時のある出来事が原体験である。この出来事に関わったのは他にライナーとアニの二人だが、現在は二人共その事を覚えていない。アニメでは幼少期にライナーとアニから型抜きの腕を褒められた事が夢として描かれている。</ref>}}、他人と比べ少しずれた行動が多い。
; アニ・レオンハート
: 声 - [[嶋村侑]]
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: 生徒会での自己紹介でヒッチのせいで好きな食べ物を言う羽目になった時、クリスタ等もずくが苦手なクラスメートにおかずを押し付けられた経験から、焦って食塩と答えてしまった。
: アニメでは巨人と一緒に学ぶ塾に通っており、そこで友人になった巨人がジャンに恋したためラブレターを代筆。また、特殊な「叫び」で巨人を呼び寄せることができる。
: 射的の腕はミカサに勝るとも劣らない<ref {{efn2|name=shateki group="注" />}}。また、昔からベルトルトから好意を寄せられている事にも気付いておらず<ref {{efn2|name=loveandlike group="注"/>}}、最近の事だと思っている。
; クリスタ・レンズ / ヒストリア・レイス
: 声 - [[三上枝織]]
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; ハンジ・ゾエ
: 声 - [[朴ロ美|朴璐美]]
: 常にハイテンションで明るい先輩。性別不明で、制服を着ることはなく、作業着(アニメではジャージ)を着用。原作同様巨人好きで、本人は否定しているが進撃中調査団に入った理由は「巨人を掻っ捌いて骨の髄まで知り尽くしたいという歪んだ愛情」であるという。新入生のエレンらに対しても懇切丁寧に説明するなど、かなり後輩思い。リヴァイにたかったり、パン食い競争の日には競技に全てを賭けるために前日から絶食するなど、サシャ以上に破天荒。生物部に所属している。学校の寮に住んでいる。覆面バンド「NO NAME」のベーシスト{{efn2|アニメではギタリスト。}}でもある。
; ミケ・ザカリアス
: 声 - [[三宅健太]]
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; オルオ・ボザド
: 声 - [[川田紳司]]
: 男子テニス部に所属している。一日3回は舌を噛む{{efn2|アニメでは時間の都合上毎回最低1回。}}。学業成績は非常に優秀でありテストでもほぼ満点だが、90点台であるにもかかわらず「成績が下がった」と言って自慢したがるなど、極度のナルシスト。その一方で深夜までテスト勉強するなど努力家の一面も合わせ持っている。去年の夏祭りでくじ引きだけで無一文になった。
; ペトラ・ラル
: 声 - [[相川奈都姫]]
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: 声 - [[西凜太朗]]
: 生物部に所属している。アニメでは原作と同じく苦労人。「先輩!○○すぎです!」が口癖。
: 原作では調査団や生物部にいる様子は確認されていないが、バンドバトルでは出場者代表に、バレンタインでは義理チョコを募集している<ref group="注">{{efn2|同じ場面には、フレーゲルやケイジ、ゴーグルの生徒(原作におけるハンジの部下の一人。[[進撃の巨人 (アニメ)|原作アニメ]]第38話にて名前がアーベルと判明)の姿も描かれている。</ref>}}
 
=== 生徒会 ===
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; ヒッチ・ドリス
: 声 - [[渡辺明乃]]
: 生徒会役員。好きな食べ物はチーズケーキ。部活免除と内申が良くなるという理由から生徒会役員になった。それ故非常に狡猾な性格で口も悪いが、ジャンが巨人からラブレターをもらった際には、彼がショックを受けないように自分がラブレターの主だというように装うといった気遣いを見せた{{efn2|アニメ6話には登場せず、アニがラブレターを代筆。}}。また、アニがエレンにフォークダンスの相手を誘う際、事情を知らないにもかかわらず、マルロと共に話を合わせたりしていた。原作とは異なり、かなりヒステリックな面があり、進撃中調査団の存続を賭けた戦いでは、ジャンの何気ない一言で彼が引くほどの気性の荒さを見せる。勝負ではジャンの把握していなかった特別ルールを利用して勝っている。
 
=== その他の進撃中生徒 ===
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: 料理部員。ミケと料理を通して友人となった。3年生。プロ並みの料理の腕を持っている。
; ゲルガー
: 料理部員。2年生。酒を飲むと真の実力が発揮される{{efn2|法律違反のため普段は封印している。}}
; イルゼ・ラングナー
: 声 - [[國立幸]]
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: アニメでは立候補しておらず、ジャンを推薦するマルコの演説に感銘を受け、自らはマルコを推薦し、彼を当選させた。
; フレーゲル・リーブス
: 生徒会長選挙に立候補した生徒。進撃中の購買部の商品を卸しているリーブス商会の御曹司。好物はドーナツ。バレンタインで義理チョコを募集している姿も描かれている<ref group="注">{{efn2|彼が首に下げている箱には「ドーナツも可」の表記が見られる。</ref>}}
: 該当エピソードであるアニメ10話には登場せず、ジャンに加えてエレン、ライナー、オルオ、リコ等も生徒会長に立候補している。
;キュクロ
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: 壁美化部の顧問をしている。エレン達の近所に住んでいる為、彼らと顔見知りである。奥さんの看病で長期休暇を取っており、二学期初日に職場復帰した。
; フリーダ・レイス
: 声 - [[日笠陽子]]{{efn2|原作アニメ第3期でも日笠はフリーダ役を演じており、本作のアニメでは大きく先駆けて演じていたことになる。第1期では、日笠はエンディングテーマを歌っているだけで本編に出演はしていなかった。}}
: 声 - [[日笠陽子]]
: 採用試験受かりたての新任教師。赴任したその日の朝、3組の担任教師が急に腹痛で倒れたので急遽3組を受け持つことになった。
: 明るく人当たりのいい美人であるため、生徒達からは慕われている。
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== 脚注 ==
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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