「石焼き芋」の版間の差分

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[[ファイル:Ishi yaki imo by Kanko.jpg|thumb|300px|石焼き芋]]
{{栄養価 | name=さつまいも 塊根 皮むき 焼き<ref name=mext7>[[文部科学省]] 「[http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365297.htm 日本食品標準成分表2015年版(七訂)]」</ref>| kJ =682| water=58.1 g| protein=1.4 g| fat=0.2 g| carbs=39.0 g| opt1n=[[食物繊維|水溶性食物繊維]]| opt1v=1.1 g| opt2n=[[食物繊維|不溶性食物繊維]]| opt2v=2.4 g| fiber=3.5 g| sodium_mg=13| potassium_mg=540| calcium_mg=34| magnesium_mg=23| phosphorus_mg=55| iron_mg=0.7| zinc_mg=0.2| copper_mg=0.20| Manganese_mg=0.32| vitA_ug =1| vitE_mg =1.3| thiamin_mg=0.12| riboflavin_mg=0.06| niacin_mg=1.0| vitB6_mg=0.33| folate_ug=47| pantothenic_mg=1.30| vitC_mg=23| opt3n=[[有機酸]]| opt3v=0.5 g| note =ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した<ref>[[厚生労働省]] 「[http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114399.pdf 日本人の食事摂取基準(2015年版)]」</ref>。別名: かんしょ(甘藷)、石焼き芋。廃棄部位: 表層| right=1 }}
'''石焼き芋'''(いしやきいも)は、[[サツマイモ]]を加熱した[[食品]]である。'''[[#焼き芋|焼き芋]]'''料理の一種であり、加熱された[[]]を利用する。
 
== 概要 ==
[[画像:Annouimo.jpg|250px|thumb|安納芋の焼き芋]]
[[ファイル:Ishiyakiimo-traditionaljapanesesong.ogg|thumb|石焼き芋の古謡]]
[[サツマイモ]]を熱した小[[]]の中に埋めて、間接加熱によって焼いたもの。
 
焼き芋屋が[[屋台]]や[[軽トラック]]に専用の[[]]を積み売り歩く姿は、日本の[[]]の[[風物詩]]のひとつである。売り歩く際は、「いーしやぁーきいもー、おいもー」といった独特の節回しで呼びかけるのが定番で<ref>[[ハワイ]]の[[歌手]][[シモーン・ホワイト]]は、日本で耳にした石焼き芋売りの節回しに感銘を受け、「Yakiimo」という[[]]を作った。曲中では石焼き芋売りの節回しが[[日本語]]でほぼそのまま引用されている。</ref>、地域によっては「ポー」あるいは「ピヨーーーー」と聞こえる音が鳴る独特の[[]]の音を響かせて街を巡る。この笛は芋を焼く窯に取り付けられており、排ガスの圧力で鳴る仕組みになっている。お客が来て販売作業中は笛を止めるので、近所まで来た笛の音が止まると屋台が止まっているとわかり、これが買いに出るきっかけになる。焼かれた芋は、[[紙袋]]に入れられたり[[新聞紙]]や銀紙で包まれて渡される事が多い。
 
最近では家庭用の「石焼き芋器」も市販されており、家庭でも手軽に石焼き芋が楽しめるようになってきている。屋台が減少した今は[[スーパーマーケット]]軒先での路上販売や[[コンビニエンスストア]]などで売られている。
 
蓋付き[[]]や[[ダッチオーブン]]の底に石をひいて加熱するだけの手軽さから、[[キャンプ]]などでも調理される。
 
石焼きに適した品種としては、ほくほくとした食感の「紅あずま」、「[[鳴門金時]]」や「ベニオトメ」があげられる。近年は「[[べにはるか]]」「[[安納芋]]」のようにねっとりとした食感のサツマイモが人気を集めている{{sfn|日本いも類研究会 |2015|pp=12-13}}。