「ビデオCD」の版間の差分

CDの物理規格を映像記録に転用したものであるため、比較的安価に製造できる。そのため、DVDが登場する以前から、[[レーザーディスク]]より安くVHSより高品質なメディアとして、[[香港]]や[[フィリピン]]、[[台湾]]などの[[アジア]]地域で広く普及した。
 
DVDが普及した[[2009年]]現在でも需要があり、正規ルートで品として供給されるビデオCDの映像作品が極少数存在する一方、[[ブートレグ|海賊版]]も多い[http://s04.megalodon.jp/2009-1113-1438-00/business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091112/209619/]。DVDと違い、ビデオCDには[[コピーガード]]および[[リージョンコード]]が導入されていないことも海賊版が多い一因となっている。日本の作品での例として、アニメやドラマなどの全話を収録したLD-BOXが数万円で販売されていた時期に、[[香港]]や[[台湾]]において同じく日本のアニメやドラマを全話収録したビデオCDが数千円程度で販売されており、こういった商品は[[ネットオークション]]などを通じて、日本にも出回っていた。香港や台湾への日本人旅行者が、ビデオCDを購入して持ち帰ることもある。
旧来の一般的な[[DVDプレーヤー]]には、ビデオCDの再生に対応しているものも多かったが、[[2000年代]]半ば以降は記録型DVDや、[[H.264|MPEG-4 AVC]]フォーマットの普及に伴い対応機器の数は減っている。2009年現在で広く普及している[[DVDレコーダー]]や[[BDレコーダー]]など、録画機能付き機器でその傾向にある。
 
[[2010年代]]後半になり、[[Blu-ray Disc]]や[[ネット配信]]が主流になると、コスト面でビデオCDを選択する意味も無くなり、完全に忘れ去られた規格となった。
 
== 規格仕様 ==