「定吉七番」の版間の差分

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*唐桟のお仕着せに前垂れ、短く刈り上げた頭(右後頭部に大きな[[円形脱毛症|十円ハゲ]]あり)に[[ハンチング帽]]と、常に典型的な丁稚の装いをしている(下着は褌<ref name="puhao">『ドクター・不好』</ref>)。その服装のため、関西以外で活動するときは[[落語家]]の「桂定雀」を名乗ることも<ref name="roppongi" />。
*岩園流小具足組打ち術、鎧通しの術免許皆伝。また京三大庖丁家のひとつ、生間流の免状を持つ。
*武器は[[有次]]六代目作と言われる、刃渡り9寸5分<ref>{{efn2|「九寸五分」(くすんごぶ)には「[[懐剣]]」や「[[鎧通し]]」という意味がある。</ref>}}の[[刺身包丁|柳刃包丁]]「富士見西行」を、バーンズ・マーチンのホルスターに入れて携帯。かつて暴発させて自分の足を撃ち抜いた経験から、銃は持たない<ref name="roppongi" />。ちなみにそれまでは刃渡り七寸五分の丸屋の出刃包丁を使っていた。
*神経性皮膚炎<ref>{{efn2|『ドクター・不好』では「アレルギー症」とも。</ref>}}を患っており、その治療薬として山城[[笠取山]]の古刹・濫寿寺産の毒消し軟膏「大濫膏」を常備。これは粘膜に使用すると催淫効果をもたらす媚薬にもなり、定吉の第二の武器となっている。
*好物は[[船場汁]]で、時間が許す限り朝には必ず食べる。嫌いなものは[[納豆]]<ref name="uirou" />。また酒・タバコは嗜まない<ref>{{efn2|完全に[[下戸]]ではなく、『ロッポンギから愛をこめて』ではカクテル「[[ブラック・ベルベット]]」を飲んでいた。</ref>}}
*食前酒がわりに薄味の[[うどん]]を注文する、カレーは全部かき混ぜたうえ生卵を落とし「[[インデアンカレー]]」風で食べる<ref name="puhao" />など、食には関西流のこだわりを見せる。味には一家言ある一方で、過食症の症状も見られる<ref name="uirou" />。
 
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;千成屋宗右衛門
:会所の元締め、通称「土佐堀の御隠居」。『007』シリーズの「[[M (架空の人物)|M]]」に相当する。
:冷静な締まり屋<ref>{{efn2|『オクトパシー・タコ焼娘』では、元々調査依頼が来ていた件を、定吉がそれとは知らず休暇を使って独自に調査すると言い出したため、経費節減のため定吉に独自行動を許す場面もあった。</ref>}}。定吉は内心で「ごりがん爺」「がしんたれ」と毒づいている。ナタ豆[[煙管]]を愛用。
;九作
:会所の中番頭にして、兵器主任。『007』シリーズの「[[Q (ジェームズ・ボンド)|Q]]」に相当する。
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*「定吉七号の冒険」 ([[金子隆一 (SF)|金子隆一]]著)- 『メカニックマガジン』連載「フューチャー・メカニクス」において不定期掲載された、東郷隆とは別解釈の定吉七番。
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==