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「[[中期防衛力整備計画 (2014)|中期防衛力整備計画]](2014年度~2018年度)」・「[[中期防衛力整備計画 (2019)|中期防衛力整備計画]](2019年度~2024年度)」では、旅団の在り方が再編された。6個ある旅団を再編し、担当警備区域を越えて出動する「機動運用」を行う「機動旅団」(4個旅団)、平素配置を含めて機動運用部隊の展開後の広大な地域を警備対処する「地域配備旅団」(2個旅団)の2つに再編される。それにあわせて、2017年度末より[[戦闘団]]に準じた編成を持つ[[即応機動連隊]]の編成が開始されている(旅団においては北から第5旅団・第11旅団・第12旅団・第14旅団に編成予定)。
 
旅団長は[[指定職]]であるため、[[陸将補]]が充てられるが、自衛隊施行令第31条(補職の特例)により[[1等陸佐]]を充てることができるとされている。[[普通科連隊 (軽)]](軽量歩兵連隊に相当するが実質的な規模は歩兵大隊)3個を基幹とした編成である。ただし、世界の軍事常識の見地で元々旅団規模でしかなかった[[師団#陸上自衛隊|師団]]をさらに縮小改編あるいは増強大隊程度でしかなかった[[混成団#2次防以降|混成団]]を拡大改編したものであり、これらの旅団の実質的な規模は[[連隊]]ないし[[連隊戦闘団]]程度にとどまる<ref>奈良原裕也『[[軍事研究]]』2018年9月号、[[ジャパン・ミリタリー・レビュー]]、2018年8月10日、55頁。</ref>。
 
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