「松代大本営跡」の版間の差分

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== 動座用車両 ==
天皇がもし松代へ動座(移動)する事態となったとき、鉄道では空襲等に対し危険であり、車では道路状態が悪く(当時は舗装道路が完備されていなかった)ため、安全性が高く機動力のある交通手段を考えねばならなかった。1944年の段階では天皇・皇后の動座のための装甲車が2台準備されていたが、居住性、走行性能共に高いものではなく、1945年には新たなも[[九四式軽装甲車]]内装を特注品に変更した車両が新造されることになった。
 
新造された車両は天皇を守る近衛師団の騎兵連隊に送られ、赤芝師団長により「マルゴ車」と名付けられた。皇太后([[貞明皇后]])と[[日光市|日光]]の[[田母沢御用邸]]に疎開していた皇太子([[上皇明仁]])用も含めて4台、予備2台が制作された。