「架空請求詐欺仲間割れ殺人事件」の版間の差分

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[[2007年]]8月7日、[[千葉地方裁判所|千葉地裁]]で[[判決 (日本法)|判決]][[公判]]が行なわれ、[[彦坂孝孔]]裁判長は「人命を無視した冷酷非道な犯行で、更生は困難」として、主犯とされたSに[[求刑]]通り[[日本における死刑|死刑]]、Wは求刑死刑に対し[[無期懲役]]の判決が下された。殺害の実行役だったIも第一審で死刑判決を受け、他のメンバーもそれぞれ有罪判決が下された。SとW、Iらは判決を不満として[[控訴]]した。
 
[[2009年]]3月19日、[[東京高等裁判所|東京高裁]]で「事件が重大化したのは[[被告人|被告]]によるところが大きい」として、Wの無期懲役を破棄して死刑の判決を下した。5月12日には東京高裁で[[長岡哲次]]裁判長はSに対して「反省の念が乏しく、更生は困難」「人命を無視した冷酷非道な犯行」として、第一審の死刑判決を支持して控訴を[[棄却]]した。SIも同じく死刑判決支持となり控訴を棄却され、それぞれ[[上告]]した。
 
[[2013年]][[1月29日]]、Sの上告審で[[最高裁判所 (日本)|最高裁判所]]第3[[小法廷]]([[岡部喜代子]]裁判長)は上告を棄却し死刑が確定した<ref>{{Cite news |date=2013-01-29|newspaper=読売新聞・東京夕刊|title=集団リンチ事件 被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却|page=13}} - ヨミダス歴史館にて閲覧</ref>。同日、Wの上告も棄却され死刑が確定した。理由について裁判長は、「4人の命が失われた結果は重大。事件の中で重要な役割を果たしており、死刑はやむをえない」などと述べた<ref>{{Cite web |date=2013-01-29|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013012900067|title=詐欺グループ幹部の死刑確定へ=4人リンチ死-最高裁|publisher=時事通信社|accessdate=2013-01-29 |archiveurl=https://archive.is/20130426194246/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201301/2013012900067 |archivedate=2013-04-26}}</ref>。同年2月28日、Iの上告審でも最高裁判所第1小法廷([[桜井龍子]]裁判長)により上告が棄却され、死刑が確定した<ref>[https://web.archive.org/web/20130925224341/http://snsoku.net/news/1130383 <4人リンチ死>被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却](2013年9月25日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - ソーシャルニュース(Yahoo!ニュース) 2013年2月28日</ref>。