「国民革命軍」の版間の差分

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中国の武器は主に[[漢陽区|漢陽]]、[[広東]]、及び[[太原]]で生産された。ただしドイツ人に訓練された師団のほとんどが標準とした小銃は7.92mmの[[Gew98]]と[[Kar98k]]というドイツ製であった。しかし、中国の通常の師団ではその標準の小銃は'[[漢陽88式小銃]]'という[[:en:Gewehr 1888|Gew88]]のコピーと'[[中正式歩槍|中正式小銃]]'という[[:en:Gewehr 1898|Gew98]]のコピーであった。標準の[[軽機関銃]]は7.92mmの[[ZB26 (機関銃)|ZB26軽機関銃]]というチェコ製の中国におけるコピーであった。ベルギー製、フランス製の軽機関銃もあった。また、国民革命軍はドイツから[[MG34 (機関銃)|MG34機関銃]]を購入せず、彼ら自身によるそのモデルのコピーを生産した。これらの師団では通常、各[[小隊]]に軽機関銃がひとつずつあった。[[重機関銃]]は主にドイツからの設計図をもとに現地生産された[[水冷|水冷式]]の[[24式重機関銃]]([[マキシム機関銃]])であった。平均すると各[[大隊]]ごとに重機関銃はひとつずつ与えられた([[第二次世界大戦]]における実際のドイツ師団の三分の一から半分程度である)。標準の携帯銃は、7.63mmの[[モーゼルC96]]セミオート拳銃、あるいはフルオートの[[モーゼルC96#モーゼル・シュネルフォイヤー|モーゼル・シュネルフォイヤー]]であった。 これらのフルオートマチックのタイプは第二次世界大戦の終了前に中国軍で不足したサブマシンガンと小銃の代わりに使用された。日中戦争の期間は国民革命軍は彼ら自身の武器の不足とその品質の悪さがあり、得られた日本製の武器と装備をかなり利用した。
 
いくつかの師団には37mm[[3.7 cm PaK 36]][[対戦車砲]]と[[エリコン]]、マドセン、あるいはゾロトゥルン社製の[[迫撃砲]]の両方もしくは片方が配備された。各歩兵師団はフランス・ブラント社製81mm迫撃砲6門と ゾロトゥルン社製20mm[[機関砲]]6門を持った。いくつかの独立旅団と大砲連隊には[[ボフォース]]社製72 mm L/14、あるいは[[クルップ]]社製72mm L/29 [[山砲]]と[[ラインメタル]]社製150mm [[15cm sFH 18|L/32 sFH 18]][[榴弾砲]]24門(1934年購入)とクルップ社製 150mm [[15cm sFH 18|L/30 sFH 18]][[榴弾砲]]24門(1936年購入)が配備された。