「日産・キューブ」の版間の差分

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→‎2代目(Z11型 2002年-2008年): キュービックの型式を修正
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エクステリアは水平基調としながらも、直線を極力使わずに曲面を多用することで“豊かさ”を強調。デザインモチーフに「[[ブルドッグ]]が[[サングラス]]をかけた姿」を挙げるなど愛嬌のあるキャラクターをも目指した。左右非対称デザインの横開き式バッグドアやリアコンビランプは継承され、一目でキューブとわかるデザインとされた。一方、インテリアに関しては[[ジャグジー]]をモチーフにしつつも随所に波紋のアクセントが採り入れられ、波打つようにラウンドしたインパネ周りがバスタブのカーブのような開放感を演出している。また、コンパクトクラスでは珍しい縫製シートも採用し、シートバックの高さやクッションの厚みと長さを拡大。従来型以上にリラックス出来る座り心地を追求している。
 
リアコンビランプとハイマウントストップランプは製造コスト削減の理由で先代後期型のLEDから一転し、白熱電球になった(2代目前期型以来)
 
エンジンに関しては従来、前輪駆動車が[[日産・HRエンジン|HR15DE]]、e-4WDモデルが[[日産・CRエンジン|CR14DE]]と分かれていたが、今回から全車がHR15DEに[[無段変速機|エクストロニックCVT]]の組み合わせとなった。なお、HR15DEは吸・排気効率を高め、エクストロニックCVTにはオイルウォーマーを装着するなどして省燃費化対策も施されている。また、2011年度の義務化に先駆け[[JC08モード]]に対応している。なお、リアには2代目[[日産・ティアナ|ティアナ]]以降の車種に採用されている「エクストロニックCVT」エンブレムがつけられた。
 
キューブ初の試みとして障子をモチーフにした「[[サンルーフ|スタイリッシュガラスルーフ+SHOJIシェード+ロールカーテン]]」(上位グレードのみ標準)やプッシュエンジンスタートシステムも新たに設定された。
 
この型から後席中央席の三点式シートベルトとヘッドレストを全グレードに標準装備しており、2008年時点で同クラスで後席中央席の三点式シートベルトとヘッドレストを標準装備しているのは、このZ12キューブと[[スズキ・スプラッシュ]]のみである<ref>ただし、2012年からは全ての普通乗用車後部中央座席に三点式シートベルト設置義務化されている。</ref>。
 
ディーラー用カラーサンプルに[[タカラトミー]]製の車玩具「[[トミカ]]」が使用され、実車発表の翌月にトミカの通常発売も行われた。このサンプルは、[[日産・ティーダ|ティーダ]]や[[日産・ノート|ノート]]でも後に同様の方式が取られている。
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今までは日本市場専売だったが、今回から[[北アメリカ|北米]]([[2009年]]春)や[[ヨーロッパ|欧州]](2009年秋)、[[韓国]](2011年夏期)でも発売を開始している(車名は各市場とも日本同様に「Cube」)。日本での発表同日からアメリカで開催された2008[[ロサンゼルスオートショー]]では現地の保安基準に適合した北米仕様も公開された。日本仕様と比較するとコラムシフトがフロアシフトに、フロントシートがベンチシートからセパレートシートに、そして前後バンパーのデザインが変更されている。また、エンジンは[[日産・ティーダ|ヴァーサ]]と共通の[[日産・MRエンジン|MR18DE]]を搭載し、6[[マニュアルトランスミッション|MT]]も選択可能となっている。
: また、キューブ初登場となる左ハンドル仕様については、車のリアバックドアは、右ハンドル仕様の場合、左ドアハンドルの右開きになっているのに対し左ハンドル車は右ドアハンドルの左開きになっていて、おり後方からは遠目でも違いが分かる(ハンドル位置によってドアのデザインが逆になっている)
* [[2008年]]
** [[11月19日]] - 登場。同年[[11月26日]]発売。
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* [[2009年]]
** [[4月23日]] - 燃費性能を向上。これにより、2WD車(15S/15X/15X Vセレクション/15G)は「平成22年度燃費基準+25%」達成。また、15X Vセレクション/15X FOUR Vセレクションにはバイキセノンヘッドランプの単品オプションを設定。同時に累計生産台数が100万台を突破したことを記念して15X/15X FOURをベースにインテリジェントキー&エンジンイモビライザー、プッシュエンジンスターターを装備した特別仕様車「15X Mセレクション/15X FOUR Mセレクション」を発売。
** [[5月5日]] - 北米市場において2009年[[モデルイヤー|モデル]]のキューブを発売。左ハンドルとなったため、リアの横開きドアなども日本仕様とは左右対称となった。エンジンは直4 1.8L [[日産・MRエンジン|MR18DE]]型が搭載され、またCVTに加えて、6速マニュアルトランスミッション6MTも選択可能となった。また、日本仕様におけるライダーに当たるモデル「Krōm」も発売された。
** [[10月20日]] - 「15X」・「15X FOUR」をベースに、日産の新たな本拠地である横浜の海をイメージしたインディゴブルーの内装色を採用するとともに、メッキインナードアハンドル、本革巻3本スポークステアリング、インテリジェントキー、プッシュエンジンスターター、エンジン[[イモビライザー]]などを装備した特別仕様車「15X/15X FOUR インディゴセレクション」を発売(販売開始は11月5日より、2010年3月までの期間限定販売)。併せて、ボディカラーの入れ替えが行われ、「パシフィックブルーパールメタリック」を廃止する替わりに「ビームグレーパール」を追加し、黒系は「スーパーブラック」から「サファイアブラックパール」に差し替え、「クラフトダンボールメタリック」はオプションカラーから無償色に変更した。
* [[2010年]][[11月26日]] - 「15X」・「15X FOUR」をベースに、フェザーグレーの内装とパーティーのような非日常的な気分をイメージした深紅のシートを組み合わせた専用内装「パーティレッド」を採用(シートは上級グレードにオプション設定されているスエード調クロス地(クラッシュベロア)を使用)。さらに、本革巻3本スポークステアリングやメッキインナードアハンドル、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、エンジンイモビライザーも装備した特別仕様車「15X/15X FOUR パーティレッドセレクション」を発売。同時に、エンジンとCVTを協調制御し、発進・加速時におけるエコドライブをサポートする「ECOモード」機能の追加、カーウィングスナビゲーションシステム装備車におけるナビ協調変速機能の追加、インテリジェントエアコンシステムにおける高濃度[[プラズマクラスター]]イオン発生器の追加、ボディカラーにおいて、「オーガニックオリーブパールメタリック」、「クラフトダンボールメタリック」を廃止する替わりに新色「シャイニーブロンズパールメタリック(オプションカラー)」を追加する仕様変更を行った。