「ナスパーズ」の版間の差分

 

== 歴史 ==

[[ファイル:Naspers_Building,_Cape_Town.jpg|サムネイル|250x250ピクセル|[[ ケープタウン]]CBDのナスパーズのビル]]

ナスパーズは1915年に新聞と雑誌の印刷・出版企業として「De Nationale Pers Beperkt (ナショナル・プレス Ltd) 」という名で設立された<ref name="NaspersHistory">{{cite web|url=http://www.naspers.com/our-history.html|title=Naspers website: Our history|accessdate=15 March 2015|work=Company history|publisher=Naspers}}</ref><ref>{{cite web|url=http://medialternatives.com/2011/11/15/media-inc-the-story-of-naspers-media24-and-channel-life/|title=Apartheid Inc, the story of Naspers, Media24 and Channel Life|accessdate=15 March 2015|date=15 November 2011|publisher=Media Alternatives}}</ref> 。ケープの著明な[[アフリカーナー]]のグループは1914年12月の[[ステレンボッシュ]]での会議でアフリカーナー・ナショナリズムをサポートする出版企業を創設することを決定した<ref name="Pretorius">{{cite book|author=Pretorius, Fransjohan|title=A History of South Africa: From the Distant Past to the Present Day|year=2014|publisher=Protea Book House|isbn=978-1-86919-908-1|location=Hatsfield, Pretoria}}</ref>{{Rp|290}}。同社はケープの著名な弁護士「W.A. Hofmeyr」によって設立された。ステレンボッシュの著名な農家「Jannie Marais」は新会社の2万ポンドの株式の4分の1を購入した{{Rp|290}}ナスパーズは1915年6月に最初にアフリカーンス語の日刊紙「''De Burger」'' (後にDie Burgerに改名)を出版し、その後1916年に同社の最初の雑誌「''De Huisgenoot'' (後にDie Huisgenootに改名)を出版した<ref name="historyMatters">{{cite web|url=http://historymatters.co.za/content/apartheid-inc-%E2%80%93-profile-racist-corporation-june-9-2010|title=Apartheid Inc. – Profile of a racist corporation, June 9, 2010|accessdate=15 March 2015|date=22 January 2015|publisher=History Matters}}</ref>

 

1918年、書籍出版事業へ進出し<ref name="historyMatters" />、当時のアフリカで最も重要なメディアハブの一つとなった。1985年にアフリカで最初の有料TVシステム「M-Net」を開設し、同社は出版社から[[マスメディア|メディア企業]]へと発展した<ref name="historyMatters" />。

1994年以降、ナスパーズは南アフリカの[[ヨハネスブルグ証券取引所]](JSE)に上場しており、過去数年間にわたりトップ10の指数の一つとして位置し続けている。同社はレベル1の[[米国預託証券]](ADR)、[[ロンドン証券取引所]](LSE)への上場及び店頭取引を基本としている。

 

1998年にNasionale Persは公式に同社の名称を現在使われている「Naspers(ナスパーズ)」に変更した<ref name="historyMatters" />。

 

[[テンセント]]への出資はナスパーズの株価に大幅な影響を与えた。2010年以降のナスパーズの株価は約900%上昇しており、上昇の主要因はテンセントである。ナスパーズは時価総額が約930億ドルに達しアフリカで最も価値ある上場企業である (2017年8月時点)。国際メディアグループのナスパーズの一部門で同社の子会社「Myriad International Holdings」はロシア企業「デジタル・スカイ・テクノロジー」 (DST)の28.7%分の株式を保有しており、DSTは[[Facebook]]や[[グルーポン]]、[[ジンガ]]などの有名企業に出資している。中国のテンセントもDSTに戦略的投資(約3億ドル)を行っており、テンセントの株式31.17%分はナスパーズによって保有されている<ref>[https://www.nna.jp/news/show/1742011 騰訊の筆頭株主、一部株式を769億＄で売却]NNA ASIA(2018年3月26日)2018年3月28日閲覧</ref>。