「キャラクタユーザインタフェース」の版間の差分

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'''キャラクタユーザインタフェース''' ({{Lang|en|character user interface, '''CUI'''}})<ref>{{Cite book| url = http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/93366/m0u/ |title = goo辞書、デジタル大辞泉 |publisher = 小学館 |accessdate = 2014-11-29}}</ref>、'''キャラクタベースユーザインタフェース''' ({{Lang|en|character-based user interface, '''CUI'''}}) <ref>[http://www.pcmag.com/encyclopedia/term/40572/cui CUI Definition from PC Magazine Encyclopedia]</ref>、'''コンソールユーザインタフェース''' ({{Lang|en|console user interface, '''CUI'''}}) <ref>[http://www.winehq.org/docs/wineusr-guide/cui-programs WineHQ - Text mode programs (CUI: Console User Interface)]</ref>、または'''コマンドラインインタフェース''' ({{Lang|en|command line interface, '''CLI'''}}) <ref>[http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/iadthelp/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.etools.egl.doc/topics/ceglinf0010.html ヘルプ - IBM, EGL アプリケーションの開発 - コンソール・ユーザー・インターフェース]</ref>は、[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]等<ref>物理的なハードウェアキーボードのほか、GUIとして実装されている[[ソフトウェアキーボード]]([[スクリーンキーボード]])や、画像から文字認識を行なう「手書き入力パッド」によって入力される文字、といった形態もある。</ref>からの[[文字列]]<ref>正確には文字ストリーム。</ref>を入力とし、[[端末エミュレータ|文字列が表示されるウィンドウ]]や古くはラインプリンタで印字される文字などを出力とする、[[ユーザインタフェース]]の様式である。もっぱら[[グラフィカルユーザインタフェース]] (GUI) の対義語として使われる。
== 特徴 ==
CUIはGUIと比べて直感的な操作ができないなどの欠点があるものの、[[メインメモリ]]および[[ビデオメモリ]]などのコンピュータ資源の消費が少ないことから、性能の低い初期のコンピュータCUIによる対話環境が主流であった。その後、コンピュータの性能が向上したことによりマウスなどのGUI環境を標準搭載している[[ポイパーソナルコティングデバイスピュータ]]によって直感的な操作のできるGUI環境が ([[Macintosh]]や[[Microsoft Windows 95|Windows 95]]などによって)がオフィスや一般家庭にも普及し、CUIは既定インターフェイスで利用頻度なくなっていった。[[パーソナルコンピュータ]] (PC) 向けやサーバー向けの[[オペレーティングシステム]] (OS) には、既定のインターフェイスがGUIであってもコマンドラインターミナルなどのCUI環境が依然として用意されているが、[[スマートフォン]]などのモバイル端末向けOSには標準で用意されておらず、GUIが主流となっている
 
多くのネットワーク機器は、[[Telnet|TELNET]]や[[Secure Shell|SSH]]に対応しており、CUIを標準搭載している。また、[[パーソナルコンピュータ]] (PC) やサーバー向けの[[オペレーティングシステム]] (OS) には、既定のインターフェイスがGUIであってもコマンドラインターミナルなどのCUI環境が標準で用意されている。しかし、[[スマートフォン]]などのモバイル端末向けOSには標準で用意されていないことが多い。
 
ユーザインタフェースがCUIのアプリケーションを[[コンソールアプリケーション]]という。またあまり一般的ではないが、テキストコンソールを利用してウィンドウなどを表現しているインタフェースを[[テキストユーザインタフェース]]という。
 
[[ショートカットキー]]をCUIの利点と考えるものもいる。だが、CUIの入力デバイスは[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]でなくても良い一方、GUI環境でも[[ショートカットキー]]を便利に多用できるよう設定できるものもあるので、キーボードの利点とは言えるかもしれないが、必ずしもCUIの利点ではない。
 
[[端末エミュレータ]]は、それ自体は({{いつ範囲|date=2018年10月|近年}}は)GUIアプリだが、CUIのための環境を提供するものである。
 
以降、CUIそのものだけでなく[[コマンドラインインタプリタ]]、[[シェル]]についても述べる。
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=== 短所 ===
* 多くの場合、コマンドや応答は英語を基本としている。そのため、英語や英語に似た言語を母国語としている者と比較し、一般的な日本人にとっては難解である。
* 直感的な操作はできず、まず基本的なコマンドをある程度覚える必要があるため、アプリケーションのエンドユーザーにとっては習得コストがかかる。各プログラムのパラメータも必要に応じて調べる必要がある。
* 人間の視覚的な能力をあまり活用できない。
* 選択肢やヘルプなどを画面上に表示することにも限界がある。
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== 関連項目 ==
* [[インタラクティブフィクション]]
*[[端末エミュレータ]]
 
== 脚注 ==