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学校で掃除を行う際、体操着に着替えてから頭に手拭いまたは三角巾、
紅白帽子を被って行うことがある。
 
手拭いを被って行う例をあげると、太平洋戦争前後の日本の女学校に通っていた女子生徒の体育の服装は、膝上10センチほどの濃紺のちょうちんブルマーに白の開襟シャツ、運動足袋を穿き、頭にハチマキをしめた格好。作業、掃除等は膝上10センチほどの濃紺のちょうちんブルマーに白の開襟シャツ、運動足袋を穿き、頭に白の手ぬぐいの中心を額に当て、頭全体をつつむようにして両端を後頭部に回し、両端を耳の後ろあたりできちんと結んだ格好で行っていた。水泳訓練等は、水着がなかった為に着衣水泳というかたちで、膝上10センチほどの濃紺のちょうちんブルマーに白の開襟シャツを水着として着用。運動足袋を穿き、頭に水泳帽子の代わりとして白の手ぬぐいの中心を額に当て、頭全体をつつむようにして両端を後頭部に回し、両端を耳の後ろあたりできちんと結んで被った格好で、河川や海に潜って全身びしょ濡れになりながら泳いでいたこともある。
 
密着型体操着を採用していた小学校では、掃除やボランティア活動等で体操着に手ぬぐいを被って行うこともあった。例をあげるとすれば、上半身は白無地のバレーシャツ半袖体操服を着用し、足元は白のハイソックスに上履き(または運動靴)。頭に白の手ぬぐいの中心を額に当て、頭全体をつつむようにして両端を後頭部に回し、両端を耳の後ろあたりできちんと結んで被る。下半身は、濃紺無地の体操着パンツ(スポーマー、ブルマー等)を着用。両腕、大腿部の肌を晒しながら、手拭い、体操着シャツ、体操着パンツの恰好で掃除を行っていたこともある。
 
紅白帽子を被って行う例をあげると、ハーフパンツもしくはクォーターパンツへ移行した小学校では、冬場の寒い中、男女児童全員で紅白帽子、白無地の襟付長袖体操服に濃紺無地のクォーターパンツ、ハイソックス、上履きの格好で太股を冷やしながら掃除を行ったり<ref>[http://www.oklab.ed.jp/weblog/renjyaku/2014/01/post_1182.html 寒さに負けず|愛知県岡崎市立連尺小学校 2014年1月14日]</ref>、卒業を1週間後に控えている6年生が学校に感謝の気持ちを込めて奉仕作業を行い、6年生男女児童全員で紅白帽子、白無地の襟付長袖体操服、ハイソックス、運動靴、両手に軍手または手袋を嵌め、濃紺無地のハーフパンツまたはクォーターパンツを穿いて太股を晒して冷やしながら、重い土を一輪車に積み、運び、そして土を広げてならす作業を行ったこともある<ref>[http://www.oklab.ed.jp/weblog/renjyaku/2015/03/6_10.html 6年生による奉仕作業がありました。|愛知県岡崎市立連尺小学校 2015年3月13日]</ref>。