「経営学」の版間の差分

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* ビジョン達成に向けて、企業(およびそのほかの組織体)の組織構造とその機能をどのように設計すればよいか、その方法論を明らかにすること。…[[ドイツ]]の'''マクロ組織論'''が、この方法論の追求をメインテーマにしている。[[マックス・ヴェーバー]]による官僚制についての考察などがこの領域では有名。
* 企業の競争優位性を生み出すメカニズムを探究し、科学的かつ実践的な経営技法を編み出すこと。…[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の'''経営戦略論'''が、この技法の追求をメインテーマにしている。経営戦略論には、全社戦略論と競争戦略論の2つの領域がある。前者の全社戦略論では、[[オリバー・ウィリアムソン]]や[[ロナルド・コース]]らが理論化に尽力した[[取引費用理論]]、[[金融工学]]のオプション価格理論にルーツ持つ[[リアル・オプション理論]]といった理論などが有名。後者の競争戦略論では[[マイケル・ポーター]]が理論化したポジショニング理論や[[ジェイ・B・バーニー]]のリソース・ベースド・ビューなどが実務でしばしば用いられている。
 
[[日本]]では、マクロ組織論、経営戦略論の2つをまとめて経営学と呼ぶ学問体系が確立している{{要出典|date=2012年8月}}。日本で初めて経営学の概念を提唱したのは、商工経営学と名付けた[[上田貞次郎]][[東京高等商業学校]](現[[一橋大学]])教授とされる<ref>[https://www.b.kobe-u.ac.jp/coe/images/kagono.pdf]神戸大学</ref>。