「バークシャー・ハサウェイ」の版間の差分

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<!--2010/1/20の株式分割により、B種株式の価格および議決権が変更になっています。出典:http://www.berkshirehathaway.com/compab.pdf-->
かつて、バークシャー・ハサウェイの株式は値嵩株で、株式を買いたくても買えない人はたくさんいた。バークシャー・ハサウェイは高値でも株式分割をしなかったが、その理由は、投機の防止と長期保有できるグレードの高い投資家にだけ保有して欲しかったからである。しかし[[投資信託]]会社が小口の資金を集め、それをバークシャー・ハサウェイ株に投資しようとした。
それに対し、バークシャー・ハサウェイはバークシャー・ハサウェイの株価に連動する金融商品を販売するユニット型投資信託会社の設立を阻止するためにB種株式の発行に踏み切った。しかし、バフェットはB種株式を発行することについて乗り気ではなかった。最終的には、B種株式は要求されただけ売り出したので、かなりの発行株数になった。[[1995年]]、バフェットは株主への手紙で以下のように発言している。「最近出現した"ユニット型投資信託会社"はバフェットの目標に反抗するものである。この金融商品は多額の手数料を得るために働いている仲介人によって売られ、大きなコストを彼らの顧客に押し付け、洗練されておらず我々の過去の株価の履歴や広告、バークシャー・ハサウェイと私が最近手にした成果に紛らわされがちな買い手に対して大量に市場で売り出される見込みである。多くの投資家を失望させる結果となることは間違いない。」[[2005年]]、バフェットは38%のバークシャー・ハサウェイ株式を所有していた。バークシャー・ハサウェイの副会長[[チャーリー・マンガー]]もまた十分な株式を持っていた。[[2014年]]現在バフェットはA種株式を39%保有しており、これはバークシャー・ハサウェイ全体の19.6%の株式を保有していることになる{{要出典|date=2018年11月}}。バークシャー・ハサウェイの年次報告書に株価指数[[S&P 500]]とバークシャー・ハサウェイの株価を比較する統計が載っている。バフェットが[[1965年]]にバークシャー・ハサウェイの経営権を握ってから[[2014年]]現在までの約49年間に、S&P 500の上昇率が約11,200%(112倍)だったのに対し、バークシャー・ハサウェイの株価は約183万%(18300倍)という桁外れの上昇をみせた<ref>[{{Cite Web |date=2014 |url=http://www.berkshirehathaway.com/2014ar/2014ar.pdf 2014|title=年次報告書 |publisher=Berkshire AnnualHathaway Report]|accessdate=2020-2-25}}</ref>。これは複利計算で年率で約22.2%の増加が49年間連続して続いているのと同じ上昇率である<ref>(18300)^(1/49)≒1.22177</ref>。
 
== 取締役 ==
[[2018年]]9月現在のバークシャー・ハサウェイの[[取締役会]]の[[取締役]]は15人いる<ref>[{{Cite Web |date=2020 |url=https://www.reuters.com/finance/stocks/company-officers/BRKa.N |title=BRK.A |publisher=ロイター バークシャー・ハサウェイ]|accessdate=2020-2-25}}</ref>。
 
*ウォーレン・バフェット -会長兼[[最高経営責任者]]
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* 2014年12月31日 - 純資産: 2402億 米ドル
* 2014年度 - 売上高: 1946.73億 米ドル
* 2014年度 - 法人税: 79億 米ドル<REF>[{{Cite Web |date=2020 |url=http://finance.yahoo.com/q/is?s=BRK-A+Income+Statement&annual Yahoo!ファイナンス |title=バークシャー・ハサウェイの損益計算書] |publisher=Yahoo!ファイナンス |accessdate=2020-2-25}}</REF>
 
== 買収企業 ==
多岐な事業分野にわたる企業を買収し、所有している<ref>[{{Cite Web |date=2020 |url=http://www.berkshirehathaway.com/subs/sublinks.html |title=買収した企業一覧] |publisher=Berkshire Hathaway |accessdate=2020-2-25}}</ref>。
 
2016年のバークシャーの収益は保険その他が175,223、鉄道・公益・エネルギーが37,542、ファイナンスが10,839であった。コストは保険その他が156,427、鉄道・公益・エネルギーが28,836、ファイナンスが5,597であった(単位は百万ドル)。<ref>{{Cite Web |date=2016 |url=http://www.berkshirehathaway.com/2016ar/2016ar.pdf |title=年次報告書 |publisher=Berkshire Hathaway |accessdate=2020-2-25}}</ref>
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== 保有株式(買収企業を除く) ==
保有株式の取得コストが102.9B$なのに対し、市場価値は172.8B$である<ref>[{{Cite Web |date=2018 |url=http://www.berkshirehathaway.com/2018ar/2018ar.pdf 2018年の|title=年次報告書] |publisher=Berkshire Hathaway |accessdate=2020-2-25}}</ref>。
 
最近の[[証券取引委員会]]で、報告された目立った保有株式は以下の通りである<ref name="cnbc.com">{{cite news |url=http://www.cnbc.com/id/22130601 |title=Berkshire Hathaway Portfolio Tracker | newspaper = CNBC |accessdate=2018-04-03 }}</ref>。