「スターリング・ポンド」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2013年9月}}
[[File:GBP-USD Sample.png|thumb|イギリスポンド-アメリカドルにおける1分毎の値動きの例<br />(2013年9月8日, DMM FX チャート)]]
ポンド/米ドルの通貨ペアの取引量は2016年の時点ではユーロ/米ドル、米ドル/円に次いで3番目に多いが、ポンドは取引の殆どが投機資金によるものであり、輸出入による[[実体経済]]の為替需要が少ないことに加え、貨幣の流通量が少ないために価値が変動しやすく、い。[[外国為替証拠金取引|FX]]の相場においては、相場の進展の早さと価格の変動幅の大きさと不規則な値動きで有名であり、予想を外した場合に[損切り]]を素早く確実に行うことが求められる「熟練者向けの通貨」であると言われている。この相場で生き残ることは難しく、1日たった一回の取引で[[破産]]にまで追い込まれるケースが多々あることから、ポンドは別名「[[殺人]]通貨」(あるいは「[[悪魔]]の通貨」)とも呼ばれ、ポンドの通貨ペアは何れも一攫千金を狙うトレーダーの激戦区となっている。
 
実際の取り引きにおいては、一日の最高値を付け更新した後に急落し、最安値を付け更新す(逆もまた同様)といったような売買タイミングの判断ミスを誘うような「ダマシ」と呼ばれる意表を突いた値動きが多く、不規則な値動きをするため、[[ギャンブル]]性は高い。平時の米ドル - 円価格の変動幅は多くても1日に1円程度だが、ポンド - 円のそれは急激で、1日に2 - 3円程度動く事も珍しくなく、[[イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票]]など大きなイベントが起こった際の変動幅も大きい。
 
このようにトレードを目的とした場合には、通貨保持のリスクが大きいため基本戦略は短期取引([[スキャルピング]]、[[デイトレード]])になる。損切りさえ徹底出来れば、他の通貨よりも短期で大きなリターンが期待できるため、熟練者の中には、好んでポンドの取り引きを行う者もいる。
資金力のあるトレーダーによる意図的な価格操作により、[[テクニカル分析|テクニカル指標]]自体を無効にするような突発的な値動きが頻発するため、予想を外した場合に行う[[損切り]]を素早く確実に行える「熟練者向けの通貨」であると言われている。
このように、トレードを目的とした場合には、通貨保持のリスクが大きいため、基本戦略は短期取引([[スキャルピング]]、[[デイトレード]])になる。損切りさえ徹底出来れば、他の通貨よりも短期で大きなリターンが期待できるため、熟練者の中には、好んでポンドの取り引きを行う者もいる。
 
基本的に値動きの不規則性が強いが、ポンド円はドル円を介して価格が計算されるため、ドル円の値動きとある程度の相関がある(ポンド円のチャートは、ドル円のチャートに対してランダムなノイズを付加し、振幅を約2倍程度まで増幅したような波形になる)。