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| Img_size = <!-- Only for images narrower than 220 pixels -->
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| Background = singer歌手、作曲家
| Birth_name = Ian Robins Dury <!--本名が公表されている場合にのみ記入-->
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| Origin = {{flagicon|England}} [[イングランド]]・[[ロンドン]]・[[ハーロウ・ロンドン特別区|ハーロウ]]
| Instrument = [[ヴォーカル]]<br />[[ドラムセット|ドラムス]]
| Genre = [[ロック (音楽)|ロック]]<br/>[[パブロッファンク]]<br/>[[パンク・ロック]]<br/>[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]<br/>[[パブロック]]
| Years_active = [[1971年]] – [[2000年]]
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}}
 
'''イアン・デューリー'''(Ian Dury、[[1942年]][[5月12日]]-[[2000年]][[3月27日]])は、[[イギリス]]のニュー・ウェイヴ、ファンクの[[ロック (音楽)|ロック]][[ミュージシャン]]。
 
== 来歴 ==
[[1942年]]に[[ロンドン]]の[[ハーロウ・ロンドン特別区|ハーロウ]]に生まれ。7歳の時に[[急性灰白髄炎|小児麻痺]]を患い、左半身が不自由になり、障害者のための施設と普通校を行き来する。
 
[[1966年]]に美術学校に入ると、友人たちとバンド活動を開始。キルバーン&ザ・ハイローズを結成し、[[1971年]]頃から本格的なライブ活動を始める。[[1974年]]に、WEAの子会社ラフト・レーベルと契約し、1st.アルバム『Wotabunch!』の録音するも、レーベルが倒産してしまったためにお蔵入りとなる(1977年に発売)。翌[[1975年]]に2nd.アルバム『Handsome』でデビュー。過激なライブ・パフォーマンスで一部で話題になるも、商業的な成功は得られず、すぐに解散した。
[[1966年]]に美術学校に入ると、友人たちとバンド活動を開始。
 
デューリーが34歳の[[1977年]]、チャズ・ジャンケル<ref>「愛のコリーダ」の作曲者。81年には楽曲「グラッド・トゥ・ノウ・ユー」を発表した。</ref>([[ギター]])、チャーリー・チャールズ([[ドラムセット|ドラムス]])、ノーマン・ワット=ロイ([[ベース (弦楽器)|ベース]])、ジョニー・ターンブル([[ギター]])、[[ミッキー・ギャラガー]]([[キーボード (楽器)|キーボード]])と共に、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズとして活動を開始するした<ref>{{cite web |url=http://www.theblockheads.com/biog.php |title=Blockheads official website |accessdate=03 March 2020}}</ref>
キルバーン&ザ・ハイローズを結成し、[[1971年]]頃から本格的なライブ活動を始める。
ファンキーな楽曲とステージングが話題を呼び、スティッフ・レーベルから発表されたシングル『Sex & Drugs & Rock & Roll』が全英チャート2位に、1st.アルバム『New Boots and Panties!!』が全英チャート5位となる大ヒットになった
 
翌[[1978年]]発表のシングル『ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズム・ステック/Hit Me With Your Rhythm Stick』は全英チャート1位に、2nd.アルバム『Do It Yourself』も全英チャート2位となる大ヒットを記録するした。しかしその直後、重要なソングライターだったチャズ・ジャンケルが脱退し、元[[ドクター・フィールグッド]]の[[ウィルコ・ジョンソン]](ギター)が加入。
[[1974年]]に、WEAの子会社ラフト・レーベルと契約し、1st.アルバム『Wotabunch!』の録音するも、レーベルが倒産してしまったためにお蔵入りとなる(1977年に発売)。
 
[[1980年]]の3rd.アルバム『Laughter』、[[ジャマイカ]]で[[スライ&ロビー]]とともに制作した[[1981年]]の4th.アルバム『Lord Upminster』はセールス的に伸び悩み、さらにデューリーは、病気により1年間の療養生活に入る。
翌[[1975年]]に2nd.アルバム『Handsome』でデビュー。パンクの元祖とでも言うべき過激なライブ・パフォーマンスで一部で話題になるも、商業的な成功は得られず、すぐに解散。
 
34歳の[[1977年]]、チャズ・ジャンケル([[ギター]])、チャーリー・チャールズ([[ドラムセット|ドラムス]])、ノーマン・ワット=ロイ([[ベース (弦楽器)|ベース]])、ジョニー・ターンブル([[ギター]])、[[ミッキー・ギャラガー]]([[キーボード (楽器)|キーボード]])と共に、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズとして活動を開始する。
ファンキーな楽曲とステージングが話題を呼び、スティッフ・レーベルから発表されたシングル『Sex & Drugs & Rock & Roll』が全英チャート2位に、1st.アルバム『New Boots and Panties!!』が全英チャート5位となる大ヒット。
 
翌[[1978年]]発表のシングル『Hit Me With Your Rhythm Stick』は全英チャート1位に、2nd.アルバム『Do It Yourself』も全英チャート2位となる大ヒットを記録する。しかしその直後、ソングライターだったチャズ・ジャンケルが脱退し、元[[ドクター・フィールグッド]]の[[ウィルコ・ジョンソン]](ギター)が加入。
 
[[1980年]]の3rd.アルバム『Laughter』、[[ジャマイカ]]で[[スライ&ロビー]]とともに制作した[[1981年]]の4th.アルバム『Lord Upminster』はセールス的に伸び悩み、さらに病気により1年間の療養生活に入る。
 
[[1984年]]の復帰後発表された5th.アルバム『4,000 Weeks' Holiday』(4000週間のご無沙汰でした!)も大きな売上には至らなかったが、シェイクスピア「ハムレット」への出演をきっかけに、俳優としての活躍が主となり、ザ・ブロックヘッズは活動休止状態となった。
 
[[1986年]]、[[忌野清志郎]]が1st.ソロ・アルバム『[[RAZOR SHARP]]』でザ・ブロックヘッズを起用し(イアン・デューリーもゲスト参加)、さらにツアーも敢行。それが縁で、[[1987年]]にイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズとして初来日公演を行い、音楽活動を再開した。[[1989年]]には、俳優だけでなく、自ら脚本と音楽まで担当したミュージカル『Apples』を録音しアルバムとして発表
 
[[1989年]]には、俳優だけでなく、自ら脚本と音楽まで担当したミュージカル『Apples』を録音しアルバムとして発表。
 
[[1990年]]に、ドラムスのチャーリー・チャールズが癌で亡くなり、翌[[1991年]]、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズとして追悼ライブを行い、その模様がアルバム『Live! Warts 'n' Audience』として発表された。
 
以後も、アルバム『The Bus Driver's Prayer & Other Stories』『Mr. Love Pants』などを発表し、[[ニック・ロウ]]などとともに[[パブ・ロック]]の代表選手として音楽活動するも、[[2000年]]3月に癌により死去した
 
[[2001年]]には、[[ポール・マッカートニー]]、[[ロビー・ウィリアムズ]]、[[マッドネス]]、[[シニード・オコナー]]など豪華メンバーが参加したトリビュート・アルバム『Brand New Boots & Panties』がリリースされた。
 
== ディスコグラフィ ==
=== Ian Duryイアン・デューリー ===
アルバム
* '''ニュー・ブーツ・アンド・パンティーズ/New Boots and Panties!!''' (1977年) ※Ian)※Ian Dury
* '''Do It Yourself''' (1979年) ※Ian Dury & The Blockheads
* '''Laughter''' (1980年) ※Ian Dury & The Blockheads
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* '''Rare And Unseen'''(2010年) ※輸入盤のみ
* '''Live At Rockpalast 1978'''(2012年)
 
=== Kilburn & the High Roads ===
=== シングル ===
*セックス&ドラッグズ&ロックンロール
*ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズム・ステック
 
=== キルバーン&ザ・ハイローズ ===
アルバム
* '''Handsome''' (1975年)
* '''Wotabunch!''' (1977年)
* '''The Best Of Kilburn & The High Roads''' (1983年、ベスト・アルバム)
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.iandury.co.uk/ IanDury.com]