「レーザープリンター」の版間の差分

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MERA-SAN (会話 | 投稿記録)
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== 特徴 ==
=== コスト ===
[[インクジェットプリンター]]と比較して、高速で普通紙に対しても高品質な印刷が可能な反面、トナーを高温で圧力をかけて用紙に定着させる構造上、消費電力が大きく発熱量も多い。またインクジェットプリンター等に比べて大重量であり消耗品のコストも高い。例えば、インクジェットプリンターのインクが1色あたり千円前後で販売されているのに対し、レーザープリンターのトナーは1色4千円以上にもなる (容量が大きいため、一枚あたりのコストは安価) 。インクジェットプリンターでありがちな「ノズルが詰まる」といった問題がないため「クリーニングで大量のインクを消費する」という事はない。トナーは固形インクの粉体粒子のため、定期的な攪拌動作は必要となるが、「長期間使わないとヘッド内で固まってしまい故障する」事もない。
 
ほとんどの機種は600[[dpi]]であるが、高価な機種では1200dpiや2400dpiでの印刷が可能なものがある。メーカーによって独自の高画質化・高速化の技術を持っており、メーカーにより特徴が異なる。
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== 用紙について ==
レーザープリンターはインクジェット式のようなインク滲みがないため、多少品質の落ちる紙も使える(レーザプリンター対応を保証する[[再生紙]]があり、官公庁や企業を中心に使われている)。しかし、熱によりトナーを定着させるため、インクジェット年賀ハガキ、写真用紙、光沢紙、コート紙などのインクジェットプリンター専用紙、表面が光っている新聞広告の紙(光沢紙、上質紙)など、表面にコーティングが施してある紙や、[[ラベル用紙]]・[[封筒]]などの糊の付いているものはコーティングなどが熱により融けて、紙が定着部に張り付くため使用してはならない。また、ラベル用紙や封筒などは、用紙搬送中に糊がはみ出さず、定着時の高温にも対応できる「レーザープリンター対応」と表示されているものを使用しないと、紙詰まりや画像不良等の故障の原因となることがある
 
最近は、表面にコーティングしてある用紙にも対応するレーザープリンターが一部のメーカーから出てきている。コーティングしてある紙を使用したいときは、プリンターの説明書を確認したりメーカーのWebページを見るなどして使用の可否を調べてからでないと、このような紙が使用できないプリンターの場合は致命的な故障を起こす可能性がある。用紙側でもレーザプリンター対応を保証するラベル用紙や封筒があるため、併せて用紙メーカーの情報も確認されたい。