「アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ形式」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
762行目:
通過問題は封筒に入っており、通過席に行く時にはその封筒を自分で選んで出題者の出題席に持っていく。その封筒は第10回までは通過席近くの場所に10通ほど付けられていたが、第12回からは第16回までは現地エキストラ(北軍兵士と南軍兵士、アメリカ兵士とイギリス兵士など)2人のどちらかから選ぶ方式に変更、そして"今世紀最後"では「ミス・ニューヨーク」と呼ばれる女性が持つ問題を選ぶ方式になった。
 
せんぼクイズのルールは次の通り。
* 回答権を通過席の解答者が得た場合
** 正解→通過席解答者が決勝進出決定
775行目:
通せんぼクイズが初めて導入された第5回では、いきなり激戦が繰り広げられた。まず優勝した真木が通過席に立つが、2ポイントを取っていた準優勝の杉山に阻止された。代わって通過席に立った杉山が一発で抜けた後、2人目が勝ち抜けるまで残りの3名の挑戦者間で通過失敗が繰り返された。真木はさらに2回阻止され(準決勝敗者の2名もそれぞれ2回ずつ通過失敗している。なお、双方とも2回目の通過席を自らの不正解で失敗した)、4回目の通過クイズ(結果的に全員から1回ずつ阻止された)で勝ち抜けた。前期ウルトラクイズでは最大の名勝負と呼ばれていた。
 
第13回では、第5回以上の阻止ならびに通過失敗が繰り返される激戦が展開された。開始時に用意していた約140問あった問題が底を尽き、日本から新しい問題を送ってもらうのと、その場で急遽問題を作成するために1時間ほど休憩が入り、「もしあと50問ほどやって決まらなかったら4名とも決勝進出」だったというが<ref name="nagato" />、2015年にファミリー劇場で再放送された13回大会放送後の「今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集 PARTⅡ」では、出演者であった優勝者が、この事について聞き手の小倉淳に質問した際、小倉は「(4人決勝進出は)無い」と言い切っている。この激戦を伝えるために最終第5週が当初予定の90分から急遽120分放映に切り替えられたほどである(延長された30分がそのまま準決勝の放送の尺として使われた)。優勝者の長戸は8回目、準優勝者の永田は3回目の通過クイズで決勝進出を決めた(2人とも自身の誤答不正解1回を含む。いずれも途中休憩後に決勝進出を決めた)。準決勝終了後福留は、「13年の歴史の中で最も素晴らしい闘いだった」と最大限の賞賛の言葉を贈った。
 
"今世紀最後"ニューヨークでの準決勝では、ニューヨーク入りする前に挑戦者全員に[[アイマスク]]を付けさせ、そのままの状態でクイズを行った。目隠しされているので通過席はなく、通過クイズ挑戦時はその場に立って解答、そして通過問題は通常は福留の近くにある、問題を入れた封筒の中から自分で選ぶのだが、この時はその場で問題封筒の色「赤」か「青」かを指定する。勝ち抜けた者のみがアイマスクを外し、ニューヨークの景色を見ることを許された。一方、敗者はアイマスクを付けたまま空港へ戻り、離陸後、ニューヨークの景色が完全に見えなくなってからようやくアイマスクを外すことができた。つまり、ニューヨークまで来ながら景色も見ることができずに帰国しなければならないこと自体が罰ゲームとなった。