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== 経済 ==
[[File:Panorama View of Dhaka,2012.jpg|right|thumb|240px|[[ダッカ]]はバングラデシュ経済の中枢で、世界有数の[[メガシティ]]である。]]
[[国際通貨基金|IMF]]によると、[[2013年]]のバングラデシュの[[GDP]]は1,413億ドルであり、一人当たりのGDPは904ドルであり世界平均の1割にも届いていない<ref name="imf201404" />。[[国際連合]]による基準に基づき、[[後発開発途上国]]と位置づけられている<ref>[{{cite web|url=http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/ohrlls/ldc_teigi.html |publisher=外務省 |title=後発開発途上国]|accessdate=2020年3月8日}}</ref>。[[2011年]]に[[アジア開発銀行]]が公表した資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民の75%を超える約1億1800万人と推定されている<ref>[http://www.adb.org/sites/default/files/pub/2011/Economics-WP267.pdf アジア開発銀行 Poverty in Asia and the Pacific: An Update] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150318083921/http://adb.org/sites/default/files/pub/2011/Economics-WP267.pdf |date=2015年3月18日 }}</ref>。
 
同国はガンジス川の氾濫により涵養された、世界有数の豊かな土地を誇り、外からの[[侵略]]も絶えなかった。「黄金のベンガル」と言われていた時代もあり、膨大な人口と労働力を持っていることから経済の潜在能力は高いが、洪水などの自然災害の影響で現在では[[後発開発途上国|貧困国]]の一つに数えられる。
 
バングラデシュは内外問わずに援助を受けているにもかかわらず、過剰な人口や政治[[汚職]]などによって未だに[[貧困]]を脱しきることが出来ないでいる。バングラデシュの発展を阻害しているものとしては、多発する[[サイクロン]]やそれに伴う氾濫などの地理的・気候的要因、能率の悪い国営企業、不適切に運営されている[[港]]など[[インフラ]]の人的要因、[[第一次産業]]のみでは賄い切れない増加する労働人口などの人口要因、能率の悪い[[エネルギー]]利用法や十分に行き渡っていない[[電力]][[供給]]などの資源的要因、加えて政治的な内部争いや[[汚職]]などの政治的要因が挙げられる。
しかし近年は後述の通り繊維産業の台頭により2005年~2015年にかけては年平均6.2%と高い経済成長率を記録している<ref>{{cite web|url=https://www.jica.go.jp/bangladesh/bangland/about1.html|title=バングラデシュ|publisher=JICA|accessdate=2020年3月8日}}</ref>。また膨大な労働人口と安い労働コストが評価され、[[NEXT11]]にも数えられている。
 
=== 農業 ===