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本来ベースコーチはコーチスボックス内にいて、その位置から指示を行わなければならないこととなっているが、ベースコーチがコーチスボックスの外に出て走者に指示を出すことは、規則上、容認されている。<ref>公認野球規則5.03(c) - コーチが、プレーヤーに「滑れ」「進め」「戻れ」とシグナルを送るために、コーチスボックスを離れて、自分の受け持ちのベースで指示することは、プレイを妨げない限り許される。(一部抜粋)</ref>ただし、[[肉体的援助]]、すなわち走者に直接触れてその走塁を援助することは認められず、援助を受けた走者が[[アウト (野球)|アウト]]になる。
 
ベースコーチにはヘルメットの着用が義務付けられている。<ref>公認野球規則3.08(e)</ref>これは{{by|2007年}}[[7月22日]]、[[マイナーリーグ]]の試合中にベースコーチを務めていた[[マイク・クールボー]]が打球を頭に受け死亡した事故が起きたことが原因である。この事故を受けて[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では、翌2008年から[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]も含めてベースコーチのヘルメット着用が義務付けられた。また、[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|ワールド・ベースボール・クラシック]]でもベースコーチのヘルメット着用が義務付けられた。日本では2009年にアマチュア野球で、2010年に日本プロ野球<ref>日本で公認野球規則にベースコーチのヘルメット着用が明記されたのは2011年からであるが、それ以前も連盟や大会の規定、アグリーメントなどにより、ベースコーチにもヘルメットの着用は義務付けられていた。</ref>で義務化された。[[韓国プロ野球]]では[[2011年]]シーズンからヘルメットの着用が義務化された。
 
== 脚注 ==