「随州」の版間の差分

[[583年]]（[[開皇]]3年）、[[隋]]が郡制を廃すると、[[随郡]]が廃止されて、隋州に編入された。[[607年]]（[[大業]]3年）に州が廃止されて郡が置かれると、隋州は[[漢東郡]]と改称された<ref>『[[隋書]]』地理志下</ref>。

 

 

[[967年]]（[[乾徳 (宋)|乾徳]]5年）、[[北宋]]により随州に崇義軍節度が置かれた。[[976年]]（[[太平興国]]元年）、崇信軍節度と改められた。[[宋 (王朝)|宋]]のとき、随州は[[京西南路]]に属し、[[随県|随]]・唐城・棗陽の3県を管轄した<ref>『[[宋史]]』地理志一</ref>。[[南宋]]の初期には南宋と[[劉予|斉]]や[[金 (王朝)|金]]とのあいだに随州をめぐる争奪が繰り返された<ref>『宋史』高宗紀四の紹興三年冬十月壬寅の条や紹興四年六月の条、同書高宗紀五の紹興七年五月丁卯の条、同書寧宗紀二の開禧二年の十一月壬寅の条や開禧三年の十二月癸丑の条、同書寧宗紀四の嘉定十年夏四月壬戌の条などを参照されたい。</ref>。

 

 

[[明]][[清]]のとき、随州は徳安府に属し、応山県を管轄した<ref>『[[明史]]』地理志五</ref><ref>『[[清史稿]]』地理志十四</ref>。