「バッドボーイズ2バッド」の版間の差分

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| 画像解説 =
| 監督 = [[マイケル・ベイ]]
| 製作総指揮 = マイク・ステンソン<br />チャド・オマン<br />バリー・ウォルドマン
| 製作 = [[ジェリー・ブラッカイマー]]
| 脚本 = ロン・シェルトン<br />ジェリー・スタール
| 原作 = '''キャラクター創造'''<br />ジョージ・ギャロ
| 原案 = マリアンヌ・ウィバーリー<br />コーマック・ウィバーリー<br />ロン・シェルトン
| 製作 = [[ジェリー・ブラッカイマー]]
| 製作総指揮 = マイク・ステンソン<br />チャド・オマン<br />バリー・ウォルドマン
| 出演者 = [[マーティン・ローレンス]]<br />[[ウィル・スミス]]<br />[[ジョルディ・モリャ]]<br />[[ガブリエル・ユニオン]]<br />[[ピーター・ストーメア]]<br />[[テレサ・ランドル]]<br />[[ジョー・パントリアーノ]]
| 音楽 = [[トレヴァー・ラビン]]
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アメリカの[[フロリダ州]]にある都市、[[マイアミ]]では[[麻薬]][[シンジケート]]による麻薬の[[密輸]]が後を絶たないでいた。マイアミ市警の2人の刑事、マーカスとマイクは麻薬密輸ルート破壊のために麻薬の取引きが行われていると思われる[[クー・クラックス・クラン|KKK]]の集会に乗り込むも手掛かりは得られなかった。次に2人は麻薬王が現れるとの通報を受けて出動するがそこでマーカスの妹、シドと鉢合わせする。彼女は[[麻薬取締局|連邦麻薬取締局(DEA)]]の捜査官でマーカスとマイクと同じく麻薬王の接近のための[[おとり捜査]]を行っていた。さらにシンジケートから入手した金を横取りしようと[[ハイチ]]人[[ギャング]]団が襲い掛かり、壮絶なカーチェイスの末、彼らを蹴散らすが多大な犠牲を払う羽目に。だが、2人は麻薬王の正体を掴み、上司から強制捜査の許可を得て犯人検挙に出るが麻薬王に接触していたシドの素性がバレてしまい、彼女は彼に[[キューバ]]へと拉致されてしまった。2人は国際問題になることを覚悟して彼のアジトがあるキューバへ突入するのだが……。
 
== 登場人物・キャスト ==
; マーカス・バーネット
: 演 - [[マーティン・ローレンス]]
: 主人公の一人。マイクを相棒としているマイアミ市警察官で戦術麻薬捜査部隊「TNT」の隊員。シドの実兄。
: 前作よりも体格が少し丸くなった。家族を何よりも大事にしていて、マイクの突拍子もない行動に終始肝を冷やしている。
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: 前作の空港での銃撃戦後、セラピーを受けていたシーンがある。初老の女性カウンセラーに執拗に自分の怒りを肯定するように勧められ、当初は辟易していたが、最終的にはグループカウンセリングにも参加するようになっている。
; マイク・ラーリー
: 演 - [[ウィル・スミス]]
: 主人公の一人。マーカスを相棒としているマイアミ市警察官で戦術麻薬捜査部隊「TNT」の隊員。シドと交際中。
: 父親の残した財産のおかげで、毎日リッチな生活を送っている。
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: 前作の空港での銃撃戦後、セラピーを強制的に受けさせられた。マーカスとは対照的に若い美人カウンセラーが担当となってしまったため、本来の目的を逸脱した「ストレス発散」をしている。
; シド
: 演 - [[ガブリエル・ユニオン]]
: マーカスの実妹でマイクの恋人。
: 連邦麻薬局の囮捜査官で、タピアのエクスタシー売買の仲介人として潜伏し、タピアの密輸ルートの捜査をしていた。
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: マーカスとマイクのタピア逮捕に向けた捜査が仇となり、タピアに麻薬捜査官であることが露呈してしまい、キューバに拉致連行される。
; ハワード警部
: 演 - [[ジョー・パントリアーノ]]
: マイアミ市警の警部でマーカスとマイクの上司。東洋美術と[[風水]]に凝っている。
: マーカスとマイクが原因で起きた騒動の後始末に追われる日々を送っており、2人を「しぶとく血を吸うダニ」と呼んでいる(自分をダニ呼ばわりした事をマーカスに咎められた際は、マイクに向かって言ったと弁明している)。
: ジョニー・タピアが捜査線上に上がった際、これまでの裁判で毎回警察が敗訴している事から、捜査を強制的に打ち切ってしまう。しかキューバにへのシド救出時には協力的な姿勢をとり、CIA工作員を同行させた。
; マテオ・レイエス刑事
|: レイエス刑事 ||- [[ユル・ヴァスケス]] || ||
: 「TNTTNT隊員」。葬儀社内偵時には救急車に乗っている。シド救出作戦において「パスポートなんて要らないぜ」と言い放ち参加する。ファーストネームはマテオ
; マルコ・バーガス刑事
: 「TNT隊員」。葬儀社内偵時には救急車に乗っている。シド救出作戦に参加。現地にチトという血族がいる。ファーストネームはマルコ。
|: バーガス刑事 ||- [[ジェイソン・マニュエル・オラル]] || ||
; ファヌーチ刑事
: 「TNTTNT隊員」。葬儀社内偵時には傘をさしてバーガス&レイエス救急車無線を送乗ってい。元デルタフォース。シド救出作戦に名乗りをあげ参加。現地にチトという血族がい長ひげの男
; トニー・ドット
: 演 - アントニー・コローネ
: 「DEADEA捜査官」。元デルタフォース。シド救出を企むマーカス達に、救出作戦参加を最初に告げた男。
; ファヌーチ刑事
|: ファヌーチ刑事 ||- [[ゲイリー・ニケンズ]] || ||
: 「TNT隊員」。葬儀社内偵時には傘をさしてレイエス&バーガスに無線を送る。元デルタフォース。シド救出作戦に名乗りをあげる長ひげの男。
; ザンク刑事
: 演 - レイ・ヘルナンデス
: 「TNTTNT隊員」。葬儀社内偵時には外で見張り。アイボール。シド救出作戦に参加。
; デクスター刑事
: 「TNT隊員」。葬儀社内偵時には見張り屋上を確認していた。シド救出作戦に参加。
; ロックマン刑事
: 演 - チャーリー・ジョンソン・ジュニア
: 「TNTTNT隊員」。葬儀社内偵時には監視車でカメラでの監視をしている。
; デクスター刑事
: 演 - ポール・ヴィラヴェルデ
: 「TNTTNT隊員」。葬儀社内偵時には見張り屋上を確認していた。シド救出作戦に参加。
; ジョニー・タピア
: 演 - [[ジョルディ・モリャ]]
: キューバ人とアメリカ人のハーフで、フロリダを拠点としてエクスタシーの売買を行っている麻薬王。本名エクトル・フアン・カルロス・タピア。
: エクスタシーの売買で得た金で大富豪となっており、キューバには軍隊を警備させた豪邸を持っている。
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: 最後はマーカスに眉間を撃ち抜かれ、地雷原の上に倒れこんだ際に爆発で上半身が吹き飛び死亡した。
; カルロス
: 演 - オットー・サンチェス
: タピア一味のナンバー2で現場指揮担当。タピアに忠誠を誓っている。
: マーカスとマイクの事を当初は黒人ギャングとして見ていたが、2人がマイアミ市警察官であることを突きとめ、更にシドが彼らと繋がりのある人物であることも突き止める。
: 最期はタピアと共にマーカス達をグアンタナモア基地まで追跡するも、シドが投げ捨てたハンドガンのショックで作動した地雷の爆発に巻き込まれて死亡する。
; ロベルト
: 演 - [[ジョン・セダ]]
: タピア一味のナンバー3。カルロスとは違い、タピアに対する忠誠心が薄い。母親がタピアの母と従姉妹同士の親戚関係にある。
: タピアが娘に似合うドレスの色はピンクがいいと言った際には「ゲロマブだ」と発言するなど、不用意な言動でタピアの怒りを買う。
: 害獣駆除業者の作業員に化けてタピアの屋敷に盗聴器を仕掛けにきたマーカスとマイクを取り逃がしてしまい、激昂したタピアに至近距離から頭を撃ち抜かれて死亡する。
; アレクセイ
: 演 - [[ピーター・ストーメア]]
: ロシアンマフィアのナンバー1で、フロリダに多くのクラブを持っている。
: 数字が苦手で部下のジョセフがいないと計算できない。エクスタシー購入価格の再交渉の為にタピアの元を訪れるも、逆にタピアの報復でジョセフは殺され、自らの経営しているクラブすべてをタピアの所有物にされてしまう。これが原因でアレクセイの組織は崩壊してしまい、酒びたりの日々を送る。
: 最期はジョセフの仇を討とうと武装してタピアの屋敷に押し入るも、同時期にタピアの屋敷に潜入していたTNT部隊の一斉射撃で死亡した。
; ジョセフ・クニンスカビッチ
|: ジョセフ ||- [[オレッグ・タクタロフ]] || [[石住昭彦]] || [[石田圭祐]]
: ロシアンマフィアのナンバー2でアレクセイの部下。小太りの男性でワイン通。
: フロリダ一帯で経営するクラブで、タピアから購入したエクスタシーを客に売りさばいている。
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: その後、アレクセイとともにタピアの屋敷へと再交渉に訪れるが、<!--警察とハイチ系のストリートギャング集団「ゾーヤ・ポンド」のカーチェイスのニュースが原因でタピアの報復に遭い、--><!--バラされた理由は、値切り(値切り交渉)とアレクセイの利権を奪う為の脅しなのでは?-->タピア一味に殺害される。バラバラに切断された死体は、ゴミ箱に押し込められた状態でアレクセイに突きつけられた。
; アイスピック
: 演 - トレヴァ・エチエンヌ
: マイアミ市警に麻薬流通情報の密告屋として協力しているハイチ系の黒人。本編冒頭、アムステルダムから大量の麻薬が密輸されてくるとマイクに密告し、受取先のKKKの集会をTNT部隊に襲撃させるも、たった2袋だったという空振りで終わらせてしまう。
: その後、ハイチ系のストリートギャング集団「ゾーヤ・ポンド」のアジトを聞きに来たマイクたちをマフィアのマネをして何かを差し出せと要求するも、逆に店の中を破壊されまくるという報復を受けてあっさり観念、アジトの場所を伝える。
: マイクやマーカスを「''ブラザー''」と呼んでいる。
; フレッチャー
|: フレッチャー ||- [[ジョン・サリー]] || ||
: 前作にも登場した身長210cm近くの巨体を持つ腕利き[[ハッカー]]。
: 前作では元々ハッキング容疑で逮捕され服役中であったが、犯人フーシェに内通していたマイアミ市警察署員のあぶり出しの功績が称えられ、市警科学捜査班の一人となっている。
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: ちなみにこの役を演じたジョン・サリーは、元NBA選手で、実際にマイアミ・ヒートとロサンゼルス・レイカーズに所属していた。
; フロイド・ポティート
|: フロイド・ポティート ||- [[マイケル・シャノン]] || ||
: 本編冒頭に登場するKKKのメンバーで、運び屋としてタピアの部下からエクスタシーを受け取る役割を持っていた。タピアから支給された中型モーターボート「デキシー7」の所有者でもある。
: マイクとマーカスが捜査に協力させるため保釈金を支払い、拘置所から出所。マーカスに抱きつかれる写真を撮られ、KKKの仲間に公表すると脅されて協力する羽目になる。移動中は終始車のトランクの中に押し込められ、そのままカーチェイスになってしまう災難に見舞われる。
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: 黒人に対して傲慢な態度をとるが、何かと人権を主張する小心者。
; ドレッドヘアーの男“ブロンディ・ドレッド”(名前不明)
: 演 - キコ・エルスワース
: ハイチ系のストリートギャング集団「ゾーヤ・ポンド」のリーダー格。
: 金色のドレッドヘアーの男で、シドがタピアの部下に金を受け渡そうとするところを仲間を使って襲撃する。
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: 彼が自宅だと言っていた「ゾーヤ・ポンド」のアジトは“カール通り8番街にあるピンク色の家”で、アイスピックの密告でマーカス達に知られてしまう<!--「8番街」ではなく、アイスピックの店から「8ブロック先」では?-->。
; テレサ・バーネット
: 演 - [[テレサ・ランドル]]
: マーカスの妻。
: 今作ではマーカスの子供たちに対する過保護な部分に呆れながらも温かく見守る姿を見せている。
 
== キャスト日本語吹替 ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
|-
! rowspan="2" | 役名
! rowspan="2" | 俳優
! colspan="32" | 日本語吹替
|-
! ソフト版 || [[テレビ朝日]]版
135 ⟶ 158行目:
|-
| マイク・ラーリー || [[ウィル・スミス]] || [[菅原正志]] || [[東地宏樹]]
|-
| ジョニー・タピア || [[ジョルディ・モリャ]] || [[鈴置洋孝]] || [[山路和弘]]
|-
| シド || [[ガブリエル・ユニオン]] || [[本田貴子]] || [[北西純子]]
|-
| ハワード警部 || [[ジョー・パントリアーノ]] || [[江原正士]] || [[中尾隆聖]]
|-
| ジョニー・タピア || [[ジョルディ・モリャ]] || [[鈴置洋孝]] || [[山路和弘]]
|-
| アレクセイ || [[ピーター・ストーメア]] || [[稲葉実]] || [[谷口節]]
|-
| ジョセフ || [[オレッグ・タクタロフ]] || [[石住昭彦]] || [[石田圭祐]]
|-
| テレサ・バーネット || [[テレサ・ランドル]] || [[土井美加]] || [[佐々木優子]]
|-
| カルロスハワード警部 || [[オットジョー・チェストリアーノ]] || [[辻親八江原正士]] || [[落合弘治中尾隆聖]]
|-
| カルベルト || [[ジョオットー・サ・セダ]]チェス || [[室園丈裕斎藤志郎]] || [[檀臣幸落合弘治]]
|-
| 役不明又はその他 || rowspan=8 {{N/A}} || [[石住昭彦]]<br>[[室園丈裕]]<br>[[亀山助清]]<br>[[後藤敦]]<br>[[西村知道]]<br>[[水内清光]]<br>[[鳥畑洋人]]<br>[[加藤亮夫]]<br>[[村治学]]<br>[[高宮俊介]]<br>正木美也子<br>[[山野井仁]]<br>[[紗川じゅん]]<br>[[江川央生]]<br>[[水野千夏]]<br>[[田村聖子]]<br>[[蓮池龍三]]<br>[[朝倉栄介]]<br>[[前島貴志]] || [[石田圭祐]]<br>[[檀臣幸]]<br>[[清水明彦]]<br>[[竹若拓磨]]<br>江川央生<br>[[志村知幸]]<br>[[西凛太朗]]<br>[[金子由之]]<br>[[大家仁志]]<br>高宮俊介<br>[[斎藤志郎]]<br>[[定岡小百合]]<br>[[川庄美雪]]<br>[[星野貴紀]]<br>[[増田裕生]]<br>[[平勝伊]]<br>[[櫛田泰道]]<br>[[日野未歩]]
| レイエス刑事 || [[ユール・ヴァスケス]] || ||
|-
|bgcolor=EFEFEF|
| バーガス刑事 || [[ジェイソン・マニュエル・オラバザール]] || ||
|-
| 演出 || 中野洋志 || [[木村絵理子]]
| ファヌーチ刑事 || [[ゲイリー・ニケンズ]] || ||
|-
| フレッチャー || [[ジョン・サリー]] || ||
|-
| フロイド・ポティート || [[マイケル・シャノン]] || ||
|-
| 役不明又はその他 || rowspan=8 {{N/A}} || [[亀山助清]]<br>[[後藤敦]]<br>[[西村知道]]<br>[[水内清光]]<br>[[鳥畑洋人]]<br>[[加藤亮夫]]<br>[[村治学]]<br>[[高宮俊介]]<br>正木美也子<br>[[山野井仁]]<br>[[紗川じゅん]]<br>[[江川央生]]<br>[[水野千夏]]<br>[[田村聖子]]<br>[[蓮池龍三]]<br>[[朝倉栄介]]<br>[[前島貴志]] || [[清水明彦]]<br>[[竹若拓磨]]<br>江川央生<br>[[志村知幸]]<br>[[西凛太朗]]<br>[[金子由之]]<br>[[大家仁志]]<br>高宮俊介<br>[[斎藤志郎]]<br>[[定岡小百合]]<br>[[川庄美雪]]<br>[[星野貴紀]]<br>[[増田裕生]]<br>[[平勝伊]]<br>[[櫛田泰道]]<br>[[日野未歩]]
|-
|bgcolor=EFEFEF|
|-
| 翻訳 || 松崎広幸 || 小寺陽子
|-
| 演出 || 中野洋志 || 木村絵理子
|-
| 調整 || 兼子芳博 || 阿部直子
179 ⟶ 188行目:
|-
|}
・2017年2月20日の『[[午後のロードショー]]』で放送された際はノーカットのため、意図的にソフト版の吹替で放送した
 
== 作品に関するエピソード ==