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==学校教育における「書写」==
学校教育において、[[小学校]]、[[中学校]]、[[中等教育学校]]の前期課程などで、[[国語 (教科)|国語]]の言語事項（[[授業]]の一部）として行われる。[[人間]]の言語文化は主に[[言葉]]と文字によって形成されているが、文字がなければ新しい言葉を作る造語能力も無く（文化創造力の欠如）、特に[[東洋]]の漢字文化においては、言葉が漢字と密接に関係していることから、[[義務教育]]である小・中学校では[[国語]]の言語事項に位置づけられている{{要出典|date=2020年3月12日 (木) 06:37 (UTC)}}。
戦後、修身教育と同様、柔道・剣道・華道など“道”の付くものは[[国粋主義]]の象徴であると排除され、硬筆の習字のみが認められていたが、[[1951年]]に地方からの強い要望から、毛筆の習字も国語の一部として[[学習指導要領]]に盛り込まれた<ref>「新学期から変る学習方法」『朝日新聞』昭和26年3月10日3面</ref>。[[1971年]]に「書写」は小学校での必修科目となった<ref>[http://www.nttcom.co.jp/comzine/no080/long_seller/ 開明墨汁 ニッポン・ロングセラー考 - COMZINE by nttコムウェア]</ref><ref>読売新聞2014年12月17日10面「ロングセラーの理由 開明墨汁」</ref>。
書写を'''習字'''（しゅうじ、「てならい」とも読む）ということがあるが、これは終戦直後までは「習字」が正式な呼び方の時期であったことの名残りであり、正確な呼び方ではない{{要出典|date=2020年3月12日 (木) 06:37 (UTC)}}。
なお、[[高等学校]]や中等教育学校の後期課程では「書写」ではなく、[[芸術 (教科)|芸術科]]に設けられている科目「'''書道'''」（書道1、書道2、書道3）に対応する形になっている。書写が文字の教育（[[リテラシー]]の一種）であるのに対し、書道は芸術教育であり、両者は目的が全く異なる。そのため、一部には両者の関連性の欠如が問題として指摘されている{{誰|date=2020年3月12日 (木) 06:37 (UTC)}}。
==生涯学習における「書写」==
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