「レバノン山脈」の版間の差分

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[[File:Cedars01(js).jpg|thumb|275px|[[レバノン杉]]が残る[[カディーシャ渓谷と神の杉の森|カディーシャ渓谷]]の「神の杉の森」]]
'''レバノン山脈'''(''Jebel Lubnān'')は、[[レバノン]]の中央を南北に走る全長約160kmの[[山脈]]。'''ジェベル・エル・ガール'''とも呼ばれる。[[中東]]であるのに関わらず、標高3,000m級の山々には[[雪]]が積もるため、[[アラム語]]で「白」を表す''ラバン''がレバノンの語源となった。最高峰は[[カーネット・アッサウダー山]](''Qurnet as Saudā’'')の3,088mである。東側にペガーと言われる[[ヨルダン地溝帯]]が走り、その東側に[[アンチレバノン山脈]]、[[ヘルモン山脈]]が連なる。山脈の西側は東側よりも[[降水量]]が多い。
 
レバノンの山脈にはかつて[[レバノン杉]]が鬱蒼と繁っていたが、腐りにくいのと頑丈であることから、[[古代エジプト]]の[[ピラミッド]]製造に大量伐採され、保護地区に僅かに残るのみである。レバノンの象徴でもあるこの杉の[[植林]]作業が進められている。