「ドライブイン」の版間の差分

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日本では一般に、街道沿いに位置する駐車場完備の商業施設のことを指す。[[高速道路]]にあるものは有人無人を問わず[[パーキングエリア]]、[[サービスエリア]]と呼ばれる。
 
古くは、街道筋(特に有名観光地に通じるような道路)の[[レストラン|食堂]]、[[土産|みやげ]]物店などが店舗ごとに駐車場を用意し、ドライブインを名乗っていた。その多くは貨物[[トラック]]の普及に伴う、運転手休憩所として機能しており、ほとんどが食事のみだが、横になって仮眠できるような部屋や[[シャワー]]などを設置するものもあった。なかにはトラック運転手のために[[交通情報]]を告知したり、[[運輸建設省]](現・[[国土交通省]])国道事務所から委属された国道情報連絡所を兼ねた所もあり、緑色六角形で「国道情報連絡所」の標識を設置していた。
 
無人での飲食物提供施設は[[オートレストラン]]と呼ばれ、[[自動販売機]]による飲食物の購入が可能な休憩所として機能するほか、[[ゲームセンター]]を併設した有人施設(スタッフが常駐する)の形態をとる場合もある。トラック輸送が[[国道]]から[[高速道路]]へ移行したり、[[国道]]の多車線化や[[バイパス道路|バイパス]]化によって中央分離帯が設置され、片側一方向の集客しか見込めないようになると、廃業したり[[コンビニエンスストア]]に転業したりする店が増え、数は激減した。